■アンディ・ウイリアムスのディスコ・グラフィー




DISCOGRAPHY

■ソリテアー(オイジナル盤)Solitaire

■アンディ・ウイリアムスのHP

■ソリテアー(オイジナル盤)Solitaire





AloneAgain(Naturally)
/Solitaire
2LPを収録




AloneAgain(Naturally)

1. Pieces of April
2. Day by Day
3. Where Is the Love
4. If I Could Go Back
5. I Need You
6. Alone Again (Naturally)
7. First Time Ever I Saw  Your Face
8. Song Sung Blue
9. Home Lovin' Man
10. Long and Winding     Road
11. Amazing Grace
●ソリテアー
●メイク・イット・イージー・フォー・ミー
●サンシャイン
●ゲティング・オーバー・ユー
●リメンバー
●ザット・イズ・オール
●ウォーク・ライト・パック
●ラスト・タンゴ・イン・パリ
●マイ・ラブ
●夢見る人

1. Solitaire
2. Make It Easy for Me
3. You Are the Sunshine of My Life
4. Getting Over You
5. Remember
6. That Is All
7. Walk Right Back
8. Last Tango in Paris
9. My Love
10. Dreamer






 こちらも70年代のフォーク・ロックをベースにしつつ、アンディらしいロマンティックなサウンドを聴かせてくれる素晴らしいアルバム。カーペンターズもカバーしたニール・セダカの名曲"ソリティア”なんて、まるで彼のためにあるような作品ですもんね。スティーヴィー・ワンダーの名曲"You Are the Sunshine of My Life"まで、爽やかで美しいフォーク・バラードに。一番気になっていたのはの”ラスト・タンゴ・イン・パリ”なんですが、これがまたムーディーで美しいソフト・ロック・バラードに仕上がっていて驚かされました。
■1973年、3回目のツアーでアンディ「これは、最も新しい映画音楽です・ラスト・タンゴ・イン・パリ」と紹介して歌っていたのが印象的でした。







好調アンディが20数年のキャリアを土台に、プロデューサー「リチャード・ペリー」を迎えて作った、大きく飛躍したヴォーカル史上センセーショナルな怪作の1枚。ニール・セダカ、ポール・マッカトニー、スティビー・ワンダー、ジョージ・ハリソンの曲を歌う。

■1974年、CBSソニーから「ソリテアー」のタイトルでリリースされたオリジナルアルバム。リチャード・ペリーと組んだこの時代の新鮮な選曲が素晴らしい。「サンシャイン」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」「リメンバー」「そして「マイ・ラブ」の美しいバラードが聴ける1枚。ニール・セダカ、ポール・マッカトニー、スティビー・ワンダー、ジョージ・ハリソンの曲を歌っている。当時ヒットしていた映画の美しいメロディー「ラスト・タンゴ・イン・パリ」。来日でも歌っていました。そして・・特に「マイ・ラブ」、「サンシャイン」が大好きである。私的には「ゲティング・オーバー・ユー」が素晴らしい曲。当時アンディ47才。


このアルバムには、当時ジョージ・ハリソンの新曲が収録されていす。ハリソンは吹き込みえを予定していた曲をアンデハリソンがレコーディングを奨めたとか。それで・・・アンディのレコードが先に発売されている。

この10曲。
ニールセダカの書いたアルバム・タイトル・ソングを始め、ハリソン、ポール、ニルソン、スティービー・ワンダー、ピーター・スケラーン、トニー・ハサード、ソニー・カーティス、ニッキー・ホプキンらの新曲。
1曲だけ、’73ジャパンツアーで歌った、ガトー・バルビエリの作曲の映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の主題歌によってプログラムが作られいる。

この10曲はバラッド系のスロウ・ミディアム曲であり、ロック界のスーパー・プロデューサーでもあるリチャード・ペリーにしてはロック色の強烈さはない。
アンディファンはかってのアンディのレコードにない新鮮な喜びを与えてくれるのはロック系のリズム・インストルメンタリスト・グループが打ち出すソフト・ビートの1枚である。

■17年のキャリア・・・・・・
このアルバムはアンディのポピュラー・シンガーとしての17年のキャリアの集大成でもある。エンター・ティナーとしての実力、人気両面からみて昇りつめた感がある。
アンディファンにとって、このアルバムにある不安を感じる。

アンディはこれから何をどのゆう姿勢で歌って行こうとしれるのだろうか・・?
昇りつめた歌手としての地位を守って行くというのは、ある意味で受身の姿勢であり、人気というものの実体のない雲の様なものである事をアンディはどう考えているのだろう・・・か?

しかし・・・・・
その様な危惧、不安をこのアルバムで一挙に吹き飛ばしてくれたのである。
賢明かつ意欲的なアンディは17年間の築き上げたイメージにしがみつこうとはしかったから・・。
彼を取り巻く人たちによって作りあげられたアンディのイメージを今こそこのアルバムで破ろうと決心した記念的1枚ともいえる・・・・。


アンディは今、新しい歌手に生まれ変わろうとしている。
新しい決意と前進しようという姿勢であり、積極的な行動のほかならな・・・。             ライナーノート・野口久光


■販促用帯コピー
好調アンディが20年のキャリアを土台に、大きく飛躍したボーカル史上センセーショナルな怪作・・!












■アンディ・ウイリアムスのHP          2010年1月更新

1974年 CBSソニー LP