ホームページ    バックナンバー






第228回 北軽井沢句会  (2023/2/14)



第二百二十八回銀漢北軽井沢句会会報


    令和六年二月十四日(水)管理事務所









2024/2/8撮影    photo by  Udai






 夫の忌の丁度こんな日春の雪
         
 春きざす希望という名動き出す

 蕗味噌の大人好みの苦みかな

 窓ごしにほんの一時冬花火









柴山つぐ子

 白梅のひとひらほどく日の力

 転びし子そのまま春の雪あそび

 風花や家の中までついて来し




山﨑ちづ子
 
 俎板の滲む灰汁色蕗の味噌

 蕗味噌や野山を巡る今朝の夢

 せせらぎの煌めきたちて春きざす

     


 
佐藤 栄子
 木の椅子のまだ新しき梅林

 春めくや書店の扉開いたまま

 寒明や鳩ぱらぱらと来て去りぬ






佐藤かずえ

  産土の素朴な祈り餅の花                     
 着ぶくれて送迎バスへ尻押さる





 

岡田 久男
 しもた屋を押し倒すごと梅の花

 ふき味噌を作る手元のかろきこと

 数ふるごと数の違ふる黄水仙




 
北川 京子
 
 
 深雪晴ハンドル越しの大浅間

 蕗味噌や母の得意の味なりき

 夜も更けて浅間に星の凍てつひて







黒岩伊知朗
  蕗味噌の帆立のポワレワイン添へ

 蕗味噌の深き香りで飯を食ぶ









黒岩あやめ 
 梅東風や地下足袋きゆつと畑仕事

 春きざすサルはをさなし母の背ナ

 春風や航跡引きて機は西へ






黒岩 清子
 
 定まらぬ鳶の滑空涅槃西風

 蕗味噌や届く瓶詰母の笑み

 猫の恋斑尾空へ傷浅し






佐々木終吉 
 
 春の雪滑り止め砂思ひやり

 誕生会笑ひ絶えずの春浅し








佐藤さゆり
 ふきみそや苦味苦手も薬膳と

 鶏や庭を徘徊春きざす


 春眠や目覚まし鳴るもあと五分

\






白石 欽二
 節分の夜も更け邪気が消えてゆく

 春きざす空の半分開けをり

 春きざす道の左右に泥の径
 




武井 康弘 
 子等去りてそこに未完の雪ダルマ

 蕗味噌や母も生家もなき故郷

 俳句興味の店主や冬の別荘地








中島みつる
 きらきらとざわつく瀬音春きざす

 寒の月静かに暮れる山の里

 春めきて味噌豆浸す桶二つ 






山﨑 伸次
 
 
 静寂に香り漂ふ夜の梅

 浅春の光を受けて浅間かな

 名刹の長き廊下や冴返る





横沢 宇内
    
 


2003年嬬恋村北軽井沢句会が11名でスタートしました。

それから20年間北軽句会も紆余曲折あり、つぐ子さんはご苦労の連続。会場決定の大変な時期も幾多あり、いつも「継続は力なり」が口癖で頑張ってこられました。「いつかは句集を」と希望されていましたね。句歴40年「言葉はやさしく心は深く」と・・・。実現され嬉しい限りです。

20年間句会も紆余曲折あり、つぐ子さんはご苦労の連続。そして・・やっと実現。

1句集『つまこひ』柴山つぐ子 2022/9/1発行されました。

2022年第209回伊那雄先生ご一行様が参加され宇内氏経営の貸別荘「ふくろう」で盛大な素敵な句会が開催されました。

2023年6月第221回北軽井沢句会 高尾山吟行

202310月第224回北軽井沢句会 箱島湧水、水牢吟行

 

202393日。第28回夢二忌俳句大会に参加された伊那雄先生ご一行様が93日に

北軽井沢に来られました。伊那男先生がつぐ子主宰にどうしても

句集のお祝いを希望され実現しました。有難うございます。

 

20231月より柴山つぐ子主宰から山崎ちづ子へ代わりました。

どうど、宜しくお願い致します。20241月8日。

 



★一月二十八日(日)銀漢俳句会年次総会並びに新年会に出席しました。
伊藤伊那男主宰の挨拶の中で、年をとってから友達は出来ずらいが、俳句をやっている人はみんな良い人ばかりで、その縁は格別です。もちろん、俳句を競い合い、また、助け合って、今年も楽しくやっていきましょう、という事でした。
 北軽井沢句会も「飾ることなく素のまま」「継続は力」「心は深く」「言葉はやさしく」「楽しくなければ俳句じゃない」の教えを大切にやっていきましょう。                 (山﨑ちづ子)
              
★三月の句会   三月十三日(水) 管理事務所
          兼題 蜆汁  水温む
         

★年会費一万円 未納の方は、次回句会の時にお願いします。
        句会報を送る封筒(切手添付)一年分 もお願いします。








伊藤伊那男主宰と。



2024/1/28  新年会。


新年会。




コース料理たち・・。




退院されてお元気の伊那男主宰です。



伊那男主宰の出身地なので・・・  
フィナーレ/勘太郎月夜唄で大盛り上がりでした。









 
新年会、北軽井沢俳句会報告会.
プレゼンテーションから。








柴山つぐ子主宰から山崎ちづ子へ代わりました。



北軽井沢の自然・・。



伊那雄先生ご一行様が93日。




伊那雄先生ご一行様が93日。




224回北軽井沢句会 箱島湧水、水牢吟行



224回北軽井沢句会 箱島湧水、水牢吟行



221回北軽井沢句会 高尾山吟行



1句集『つまこひ』柴山つぐ子



224回 高尾山吟行










photo by  Udai
















嬬恋村のポスターに使われたビュースポット。

△柴山主宰の2008年の賀状からテキストを抜粋しました。






△北軽井沢俳句会報告会

2003年嬬恋村北軽井沢句会が11名でスタートしました。

それから20年間北軽句会も紆余曲折あり、つぐ子さんはご苦労の連続。会場決定の大変な時期も幾多あり、いつも「継続は力なり」が口癖で頑張ってこられました。「いつかは句集を」と希望されていましたね。句歴40年「言葉はやさしく心は深く」と・・・。実現され嬉しい限りです。

20年間句会も紆余曲折あり、つぐ子さんはご苦労の連続。そして・・やっと実現。

1句集『つまこひ』柴山つぐ子 2022/9/1発行されました。

2023年6月 「第221回北軽井沢句会 高尾山吟行」

202310月「第224回北軽井沢句会 箱島湧水、水牢吟行

 

202393日。第28回夢二忌俳句大会に参加された伊那雄先生ご一行様が93日に

北軽井沢に来られました。伊那男先生がつぐ子主宰にどうしても

句集のお祝いを希望され実現しました。有難うございます。

 

20231月より柴山つぐ子主宰から山崎ちづ子へ代わりました。

どうど、宜しくお願い致します。20241月8日。

 



     
CINCE 2003拡大します。 拡大します。  拡大します。 
     
 第1句集『つまこひ』拡大します。  高尾山吟行   高尾山吟行 
     
 伊那雄先生ご一行様 伊那雄先生ご一行様  箱島湧水、水牢吟行 
     
箱島湧水、水牢吟行     
 
銀漢俳句新年会用のパワーポント使用の画像です。






ホームページに戻る