■アンディ・ウイリアムスのディスコ・グラフィー




DISCOGRAPHY

■アンディ・ウイリアムスのHP

■アンディ・ウイリアムス・グレイテスト・ヒッツ(日本CBSソニーアオムニバス盤)



1982年 CBSソニー LP
●ムーン・リバー
●モア
●シャレード
●むかしむかし
●酒とバラの日々
●君住む街角
●慕情
●カナダの夕陽
●ディア・ハート
●ハワイの結婚の歌
●ビギン・ザ・ビギン
●ブルー・レディに紅いバラ
●好きにならずにいられない
●ドリーム
●恋はリズムにのせて
●オール・モースト・ゼア
●いそしぎ
●ある愛の詩
●ゴット・ファーザー愛のテーマ
●イエスタディ
●スカボロー・フェア
●雨にぬれても
●やさしく歌って
●マイ・ウェイ





●ムーン・リバー・・・・・・
1961年、「ティファニーで朝食を」のアカデミー主題歌受賞のテーマ曲。
マンシニー作曲。ジョニー・マーサー作詞。
ミリオン・ヒットは1962年。



●モア・・・・・・
リズ・オルトラーニとニーノ・オリビエロの共作。
1961年ヤコペッティ監督の「世界残酷物語」のテーマソング。
ノーマン・ニューエルが英詩を書き、同時に曲名も「モア」とかわる。アンディの代表的ヒット曲に。
映画は、1963年にヒット。



●シャレード・・・・・・・
1963年、ヘップバーとケーリー・グラント主演の映画「シャレード」のテーマー曲。監督はスタンリー・ドネーン。
マンシーニーとジョニー・マーサーの作品。
シャレードとは、謎解きのジェスチャー遊びの意味。




●むかしむかし・・・・・・
1962年、ブロードウェイ・ミュージカル「オール・アメリカン」のナンバー。
りー・アダムス作詞。チャールズ・ストラウス作曲。
ロマンティックな美しい曲。アンディにはぴったりの曲。




●酒とバラの日々・・・・・・
1962年「酒とバラの日々」の主題歌。
マンシーニーとジョニー・マーサーの作品。ムーンリバーの続き2年連続アカデミー主題歌賞受賞。
ジャック・レモンの迫真の演技がアル中患者を苦しさを見事に演じていた。映画は、アル中を題材にした悲しい映画だっけれど・・
この美しいテーマ曲がせめてもの救いだった。
アンディの名唱が素晴らしい・・。




●君住む街角・・・・・・
ご存じ「マイ・フェア・レディ」のナンバー。
アラン・ジェイ・ラーナー作詞。フレデリック・ロゥ作曲。
フレディがイライザを想って歌う。アンディの名はも映画よりも素晴らしい・・・。





●慕情・・・・・
1955年「慕情」の主題歌。
サミー・フェイン作詞。ポール・フランシス・ウェブスター作曲。
カデミー主題歌賞受賞。
ドラマティックなアンディの歌も数あるカバー・レコードの中でもダントツの出来・・・。





●カナダの夕陽・・・・・・
アンディのケィデンスレコード時代のミリオン・ヒット曲。
ノーマン・キャンベル作詞。エディ・ヘイウッド作曲。

この曲の作曲者のピアノをフィーチャーした「ユーゴー・ウンターハルター楽団」のレコードでヒットした曲。
アンディはこの曲を2種類収録している。








●ディア・ハート・・・・・・・
1965年、映画「ディア・ハート」の主題歌。
ジェイ・リビングストン作詞。ヘンリー・マンシーニ作曲。





●ハワイの結婚の歌・・・・・
原名「ケ・カリ・ネィ・アゥ」。
1925年、チャールス・E・キングの作品。
アル・ホフマンとディック・マニングが英詩をつけたのが1958年。
アンディの歌1959年にミリオン・ヒットに・・。
1961年プレスリー主演「ブルー・ハワイ」で歌ったものが有名に。






●ビギン・ザ・ビギン・・・・・・・・
1935年、ミュージカル映画「ジュビリー」のナンバー。
こーる・ポーターが作詩・作曲。
アンディは軽快に歌っている。




●ブルー・レディに紅いバラ・・・・・・・
1965年、ベルト・ケンプフェルト楽団の演奏でヒットしている。
1948年、シド・ティッパとロイ・ブロードスキーの作品。
アンディは名唱を聴かせてくれる。





●好きにならずにいられない・・・・・
ブルー・ハワイのオリジナル主題歌。
ヒューゴー・ペレッティ、ルイジ・クリートヮ、ジョージ・デビット・ワイズの曲作。
200年近く昔に作られたセミ・クラシック曲、マルティーニの歌曲「愛の歓び」がヒントになっている。




●ドリーム・・・・・・
1944年、ジョニー・マーサー作詞・作曲。
1955年、映画「足ながおじさん」で使われた時のレイ・アンソニー楽団のレコードがヒットに・・。




●恋はリズムにのせて・・・・・・
アンディ自ら最高傑作というアルバム「ボーーン・フリー」からの曲。
1966年にパプシ・コーラのコマーシャル・ソングとして1966年に、シド・ラミン作曲。トニー・ペロナ作詞。
アンディの大ヒット曲に・・。ミリオン・セラーを記録。





●オール・モースト・ゼア・・・・・・
1964年、アンディ、サンドラ・デイ、ルバート・グレー共演の映画「彼女は億万長者」の主題歌。
ジャック・ケラーグローリア・シェインの二人。




●いそしぎ・・・・・・
1965年リチャード・バートン、リズ・テーラー主演の映画「いそしぎ」の主題歌。
ポール・フランシス作詞。ジョニー・マンデル作曲。
アカデミー主題歌受賞。
アンディが名唱を聴かせてくれる。





●ある愛の詩・・・・・・
1970年、大ヒット映画「ある愛の詩」の主題歌。
フランシス・レイ作曲。
カール・シグマンが英詩をつけた。
カデミー作曲賞受賞。




●ゴット・ファーザー愛のテーマ・・・・・・
1971年映画「ゴット・ファーザー」の主題歌。
ニーノ・ロータ作曲。ラリー・クジック作詞。





●イエスタディ・・・・・・・
ビートルズ・ナンバー。
レノン・マッカトニーの作品。





●スカボロー・フェア・・・・・・・
1967年、ダスティ・ホフマン、キャサリン・ロス主演の映画「卒業」のナンバー。イギリスの北海に面した小さな町でポール・サイモンが採譜した作曲不明の民謡が原曲。
ポールがスマーな形にした。
サイモン&ガーファンクルが初めてレコーディング映画の前年の1966年。
マイク・ニコルズ監督が気に入って映画の挿入歌に・・。



●雨にぬれても・・・・・・・
1969年、映画「明日に向かって撃て」の主題歌。
アカデミー賞主題歌賞序受賞。
ハル・デビット作詞。バート・バカラック作曲。
B・J・トーマスが映画では歌っている。
アンディはこのタイトルのアルバムを出している。





●やさしく歌って・・・・・・・・・
1972年、ノーマン・ギンベル作詞。チャールズ・フォックス作曲。
オリジナルはスイス生まれのロリ・リーバーマンの歌だったけれど、ロバタ。フラックの歌で大ヒットに。
1973年、グラミー賞を独占。
アンディの名唱で曲の素晴らしを認識させられた。








●マイ・ウェイ・・・・・・・・・
1967年、フランスのクロードフランソワ作詞・作曲。
自ら歌ったシャンソンが原曲。
ポール・アンカが英詩をつけて1969年にシナトラが歌い大ヒットしスタンダード・ナンバーに・・。





           このアルバムのライナー・ノートは宮本 啓氏



■アンディのレコーディングについての記述・・・・

アンディにどうして、エコーを多様するのか・・


Andyは・・・・・
「エコーは、個人の好みの問題です。個人的には自分のレコードにエコーを使うのが好きです。これは声に肉づけを与えます。しかし、時々レコーディング担当者がエコーを使い過ぎることはみとめます。私がレコーディングする時はエコーは使われないのです。
それは後で加えられるのです。私はほとんどハリウッドでレコーディングしていますが、可能な時は、ニューヨークのCBSの30番街スタジオでレコーディングするのが好きです。
私のアルバムのうち、私は「ボーン・フリー」が最も自然な音だと思います。
私たちはこれをニューヨークでつくりました。

音楽之友社発行「スタンダード・ヴォーカル」(ケン・バーンズ著)
河端茂訳)より
私は、彼に、なぜ彼のレコードはエコーがあの様に多様されるのかについて訊ねた。私には、彼の声がそれを必要としていない様の思えたのだ。







グレイテスト・ヒッツ・シリーズは9組のアーティストがでている中のアルバムだ。フランク・シナトラ、ポール・アンカ、サイモンとガーファンクル、ジャニス・イアンなどである。その1組がCBSソニーが出した2枚組のアンディのオムニバス・アルバムである。1982年はアンディが来日し、記念アルバムとして出されたと思われる。この時アンディは55才。私もツアーに参戦したのだが、「マッカサー・パーク」のエンディングの高温が出ずに女性シンガーがフォローしていた。

アンディのヒットを24曲網羅したベスト盤。アンディの幅広い魅力を伝える極めつけのアルバムである。








■アンディ・ウイリアムスのHP        





                                  2010/2/9/更新




1982年 コロンビア LP