標高1100Mの北軽井沢の美しい四季を詠む・・




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第49回北軽句会 平成19年11月21日(2007年)
■追分付近吟行
佐久市・牛なべ倶楽部にて句会





浅間風さらす畑野の冬菜かな 岡村妃呂子
荒れはてし追分宿の枯れ落葉



遠浅間雲はらはれて冬構 佐々木終吉
宿場あと陽射しゆたかに柿すだれ




駆け抜けし武士の道冬菜畑 清水一静
しぐるるや追分宿の常夜燈



木枯しや草鞋の紐を解く宿場 滝沢咲秀
今昔を黙し語らず雪浅間




枯木山切先ふかし鎌の月 湯本 巴
山の端の没陽は淡し時雨雲



追分の冬日流るる精進川 田村洋子
枯葉踏む足裏に走り根しかとあり



四温晴れ浅間を詠ふ芭蕉句碑 柴山英人
野沢菜を切りては捨てるいさぎよさ



寒林や文字薄れたる芭蕉句碑
山田公子
指組みて媼拝むに神の留守



火の山の和讃の句碑の冬日かな
山田邦夫
冬枯や精進橋に細流走る



音立つる枯葉のみちや翁句碑 柴山つぐ子
やはらかに子抱き地蔵の冬日かな









今月の句会・・・・
小春日のひと日、落ち葉敷く小道を歩く幸せ、楽しい吟行でした。

来月は12月19日(水)PM1:30 十区事務所

兼題2句  師走 鍋一般 山眠る 雑詠3句
    
            北軽井沢 つぐ子便り 柴山都久子記







2007/11/30・句会会員・佐々木終吉制作






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