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2010年 第82回 北軽井沢句会 戻る





第82回北軽句会 平成22年10月13日(2010年)

■会場 野村家 午後1時

兼題・小鳥来る 月見 新酒 2句  当季雑詠 3句



2010年10月13日・内田・野村家にて・武田禅次様参加。


 
山晴れの蔵の湿りや新走り
山の日の綺羅をこぼして小鳥来る
赤とんぼ追ふて追分道しるべ
武田 禅次





 
柳散る日ごとに透ける空の蒼
話の穂折れし二人に虫時雨
乱菊の糸の先まで濃夕焼け



  内田 寿子 



暮れなずむ茜の空や鷹渡る
灯を消すや風に尾花のそよぐ音



  岡村妃呂子 



桜もみじ薄紅いろを包む風
コスモスの風にくるまる吾娘はたち



   黒岩 清女 



今年酒すぎ玉の香風に乗る
銀杏黄葉影長くして家路かな



佐々木終吉 




秋深し森の生命の鼓動あり




  佐藤かず江 




村と村つなぐ吊り橋小鳥来る
農衣脱ぎ己の影と新酒酌む



 
  滝沢 咲秀
 




父と子と酌み交はす佳き月見酒
行く秋やベランダに来る鳥の影 


  野村みえこ  



長き夜の至福の時間文庫本
高原の風通り過ぐ草紅葉 





  林  謙一 

 


今年酒次つぎ加ふ浜談義
稲架一連山ふところの暮らしぶり



 
  山田  礁
  


固唾呑む柿の空へと長梯子
結界となりし在所の曼珠沙華



  山田 公子
 


びしばしは夫の造語や木の実降る
空白となりし手帳や秋惜しむ 





  柴山つぐ子  



びしばしと音立ててをり青どんぐり

第60回バーベーキュー句会(2008年9月17日・柴山宅にて)
英人様が詠まれた句です。

○第60回北軽句会へリンクします。
  柴山 英人  







晩秋の浅間園と紅葉と


大浅間と紅葉と


ワイルド風情の浅間大滝


北軽の青団栗




○新たに誕生する結社【春耕】
の遼誌【銀漢】(伊藤伊那男主宰)の武田編集長が遠路、練馬よりお越しくださり句会に参加してくださいました。
思いがけなく、誠に得難い句会となりました。

○会場を追分の内田、野村家に移し俳句への思いを新たに致しました。
借景の風情のある池には早くも鴨が清々しく泳いでいました。細やかなお心遣いの数々、美味しいご馳走も有り難うございました。

○寒くなりました。体調には十分気をつけ、ご自愛ください。


■次回・・・・・・
11月10日(水)午後1時
場所 林 謙一宅

兼題2句  小春 木枯 帰り花  当季雑詠3句

    
                        北軽井沢 つぐ子



八王子・10月の風景(湯殿川沿い花街道)9キロ





















無患子【ムクロジ】2010年10月下旬撮影・八王子にて
画面上で大きくなります。
八王子・湯殿川・花街道付近のお宅にある珍しい木【無患子】。
ここのご主人が、解説チラシと無患子の実までいただきました。ここのお宅に他に三つ葉五葉・7葉(7・5・3)のアケビの仲間の「ムベ」そして「茶の花」も咲いていました。
ここのお宅の前を、俳句のグループが良く通り、ここのご主人はこの珍しい木【無患子】の事は知らなくて俳句の方から由来を聞いたそうです。それで、通る人々に良く聞かれるので由来のチラシを作ったそうです。













2210/11/23 句会会員・佐々木終吉制作






TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI          主宰・柴山つぐ子 戻る