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 第123回北軽句会  平成26年 (2014年)     
 

5月14日(水)午後6時30分 

浅間高原別荘管理事務所

兼題二句   初夏 若葉 蜻蛉 祭一般 当期雑詠三句

句一般 返り花 当期雑三句





5月の北軽井沢の風景














      

      

              
蔵入りの担ぎ納めや祭果つ  
男の子らの釣果の岩魚塩焼きに
川原湯の湯船を過る夏つばめ










  柴山つぐ子 



夏めくや藍を深めし伊予絣
髷結ふて女剣士の祭髪







  中川冬紫子 

浅間嶺の噴煙淡し清和かな
年ごとに伸び行く木々の若葉光







岡村妃呂子






柿若葉ひと雨ごとに艶めけり 
観覧車影ゆるやかに夏に入る
格子戸の外は祭の子らの声








佐々木終吉







若みどり僧凛々と大般若 
空色の矢車草を描きをり








佐藤かずえ

幟立ち鎮守の杜の活き活きと 
初夏の農夫一斉畑に出る
  佐藤 栄子








新緑のアルプス眺め頂きに
山若葉熊との出会ひ期待せず







  佐藤さゆり

ひたすらに種蒔く人や日差し濃し
初夏の白鷺城下めぐる旅
松の花舟浮かべたる城の濠









小林 好子

     
不覚にも夏風邪もらふ里びより
きらきらと少しの風に若葉かな








小林 尊子

口笛を吹いて見せる子端午の日
夏はじめうす紅色のゼリ―菓子
田水張り水の神かと風渡る







山崎ちづ子

橅若葉そつと幼葉ひらくなり
姫林檎三年となりて花芽かな



  鳴釜 和子







独活掘りは何故か心を浮きたたす 
山あいの笛の音かすか夏祭











黒岩 章

色うつる雨のしきりや額の花
山若葉見え隠れする浅間山










上原  妙子

そぞろゆく葵祭の宵の街
風音も初夏と聞ゆる庭掃除
  上原 憲了 










卯浪荒れ砂の吐き出す音聞かむ 
夏めくや葉騒の下にこごみ摘む
溶岩山の村の八十八夜寒










山田 礁

十薬の塀を超え来る匂ひかな
夏めくや小さき網置く露天風呂
  山田 鯉公 






     
 

                             




★次回 六月十一日(水)午後六時半 浅間高原別荘管理事務所


           
★兼題二句 鮎 梅雨 時鳥 当期雑詠三句



★今月から別荘管理事務所を使わせて頂く事となりました。新たな環境で新たなメンバーも加わり、心機一転です。
ゴールデンウイーク過ぎが一番美しいと言われる当地です。自然と生活の中に瑞々しい素直な感性を磨いていきましょう。

 

                           (14.5.1)

                  




八王子・湯殿川の風景



ボタン



ボタン




芍薬



アヤメ




アカシア



小手毬




ジャーマンアイリス



ジャーマンアイリス





カルミア





ハマナス



モッコウバラ




カンパニュラ



カルミア




紫蘭




露草





卯の花



アカカナメの花



クレマチス






みやこわすれ




モッコウバラ




ヒメジオン




カモミール




2014/5/18句会会員・佐々木終吉制作




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