Moon
river wider than a mile I'm crossing you in style some day Oh dream
maker you heart breaker Wherever you're going I'm going your way Two
drifters off to see the world
There's such a lot of world to see
We're after that same rainbow's end Waiting round the bend my
huckleberry friend Moon river and me
映画では、オードーリー・ヘップバーンが生ギターで、窓辺でつま弾きながら歌うシーンが印象的でした。
■ムーンリバー
1961年のアメリカ映画「ティファニーで朝食を」の主題歌で、作詞はジョニー・マーサー、作曲はヘンリー・マンシーニの曲である。監督はブレイク・エドワーズ。同年のアカデミー主題歌賞を受賞。
傑作コメディー映画「グレート・レース」はこの同じメンバーで作られた。
「ティファニー・・・」の主演はオードリー・ヘップバーン。相手の男優はジョージ・ペパードであった。
「Moon
river wilder than a
mile」
(ムーンリバーの幅は1マイル(1.6km)以上だよ)で始まるこの歌詞だが、長年その意味が分からなかった。
「揺れる水面に月光の筋が映りこんだ様子を、ムーン・リバーという」という説もあるが、この曲とはちょっとそぐわない。
この映画の原作はトルーマン・カポーティの小説「Breakfast
at
Tiffany's」.
カポーティの原作の中にも、女性主人公が歌を歌う場面が出てくるが、もちろんそれは「ムーン・リバー」ではない。
カポーティはこの映画がハッピーエンドとなるイージーさが原作の意図を踏みにじるものと激怒したという。主人公役を演じたオードリーも彼のイメージでは彼女とは対極と言っていい、マリリン・モンローだったことも原因になっているのだろう。
”虹の端っこ”というのは、"At the end of the rainbow,there is a pot of gold"(虹の
端っこには、金の壷が埋っている)ということわざから来ていて、この場合は「夢がかなう
ところ」という意味でしょう。つまり、曲がりくねった川の、次のカーブを曲がったところ
が、探していた”虹の端っこ”かもしれない、という意味だと思います。