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第148回北軽井沢句会 平成28年 (2016年) 


平成28年10月12日(水)午後6:30

 管理事務所

当期雑詠五句 席題一句 衣被(きぬかつぎ)








北軽に昔の駅舎鰯雲
                 
浅間嶺の寝姿うるわし秋日和

悠久の湖のさざ波秋ふかむ

外皮を脱げばはんなり衣被









 
柴山つぐ子 


秋霖や戦火くぐりし松大樹
              
風音の御茶壺蔵跡猫じゃらし

桜紅葉みな城濠へ傾ぎたる




  中川冬紫子
発言の議員の胸の赤い羽根
               
花すすき鎌倉古道趣を添へる

薄紅葉山並み走る雲の影







  小林 好子
おほかたは庭へ出揃ひ草の花
             
讃美歌の洩るる中庭天高し

千草添へ吾が老犬をはふりけり

老犬の屍を抱く夜の長し




          
  山田  礁 
はかどらぬ老の雑事や木の実降る
           
藪枯らし曳けばずるずる地底まで

  




  
  岡田 久男
かすかなる風も知らせり風知草
           
落葉舞ふ雑木林に風の道







黒岩   章
永別の兄の笑顔や吾亦紅
               
故郷を失くせし吾に鮭戻る





  小林 尊子
烏瓜木々を渡りて色深む               
猫じゃらし群舞のごとき風捉ふ
         
  佐々木終吉




         
 
ひとまはり大きく見ゆるけらつつき
         
鳴く鹿に出会いがしらや在所みち

肩ごしに赤き木の実の見え隠る



  佐藤かずえ




            
   
秋空をジェット機の音故郷へ
            
朝寒や旨さ加ははるミルク呑む





  武井 康弘 
熱々の咽をとほりし衣被
              
稲雀群れ遊びしてやって来し
  





            
  星野恵美子
刈り手あり運ぶ手もあり田刈りかな
          
塩味の加減ほどほど零余子飯

糸曳くを愛でて旨さの衣被





  山崎ちづ子 

子も孫も一家総出の田刈りかな            

天高しようやく晴れの続くなり

横沢うだい

   


 

★各人夫々が思い入れ深く秋を詠っています。季語の大特売の様です。
鰯雲 紅葉 秋深し、虫時雨、木の実、月、小鳥来る等々。寂しさと
何処か懐かしさが漂っています。身にしむ、衣被など初めての人もあ
って句会は賑やかでした。俳句は何より知る喜びがありますネ。
                                 柴山つぐ子

★次回 十一月九日 (水)午後六時半 管理事務所
★ 兼題二句 冬はじめ 鍋一般 初氷 冬薔薇 当期雑詠 三句

△あらかると▼

◎短い夏が終わって、駆け足のステキな秋ももう少し。今日この頃は
 慌てて冬支度、服装も暖房もそして挨拶さえも。みな自然態で受け
 止めて、季節を愛し、言葉を大切にしてゆったり、健やかに参りま
 しょう。俳句は授かるものだから。 


                                  (16.10.15.つ)




      







2016/10/16  更新





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