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2018/12/17更新 


2019年 第174回 北軽井沢句会 戻る




第174回北軽井沢句会  (2019年) 


第百七十四回北軽井沢句会々報
 
平成三十一年一月九日(水)午後六時 森ガーデン

兼題新年一般 五句 句会後懇親会




浅間山/鬼押出し園



浅間山/鬼押出し園



 嬬恋村のポスターに登場したビュースポット キャベツ野






今年もどうぞ宜しくお願い致します。


丹精の子らのかまくら灯点る
           
置炬燵遺影の夫と向かひ合ふ

初詣隙間だらけの閻魔堂

番台を賑はしてゐる福寿草







柴山つぐ子
 
初詣甘酒呼ばれ火に当たり
            
古稀近き眉を濃く引く初鏡

鏡餅据ゑて落ち着く新居かな

詰襟の子ら鳴らしゆく破魔矢かな


  中川冬紫子
   
 
 

 
それぞれの顔浮かび来る賀状かな
         
鳩サブレ鎌倉みやげの福詣

病名は伏せて見舞のシクラメン
 
         
             
  小林 好子
 
総代に続く奉灯初天神
              
餅食はぬ家訓頑固に三が日



  岡田 久男





   
薄墨の浅間の山に初日かな
            
恙が無き事を確かむ賀状かな

友の逝く青空を舞ふ寒鴉   








  黒岩伊知朗
三ケ日笑顔で通す介護職
             
七草や厨に広ぐ野の香り




 
  黒岩 道恵

元旦の夫亡き朝の茶を入れる
           
初湯へと家族そろひて万座の湯
           







  小林 尊子 
    
本堂やお護摩の祈り淑気満
            
寒の朝お数珠受くるや紅き頬    


佐々木終吉
 
 


 


 

風花や北の市場の耳飾り
              
猪のゆくりと歩む賀状かな





  

  佐藤かずえ
初詣体に響く鐘の音
               
初日の出幸多かれと乾杯す


佐藤さゆり





 
一年を省みて書く賀状かな
            
東雲の燃え立つ色や初日の出






佐藤洋一郎
                
元旦やお国訛りのご挨拶
             
職退きて来る客もなく寝正月






  武井 康弘 
              
晴ればれと続くかぎりを初御空
          
毛の国を詠ふ歌留多や声弾む






  山崎ちづ子 
着ぶくれて母校のサッカー応援す
.         
小春日や浅間の煙一筋に        
     


  横沢 宇内

 
 
   



新年句会では、今年も頑張りましょうと先生からの厳しいご指導の元、初心に返り学ぶことを誓いました。また、六月には定例の一泊吟行で出羽三山へ詣でる予定です。(佐藤かずえ)


★あらかると☆
久しぶりの出席でしたが、皆さんに温かく迎えていただき今年も頑張ろうと思いました。お仲間の皆さんとお会いして皆様いきいきとしていて心豊かな方々だと思いました。
今年もよろしくお願い致します。(佐藤さゆり)                            

次回は二月十三日{水} 場所 浅間高原管理事務所 午後六時
兼題二句 立春 梅 針供養 当期雑詠三句 席題一句

●盤水通信(先師のひとことアドバイス)◎
○芸事は続けるコト以外に上達はありません 
○よく物を見ること 
○俳句は日本固有の短詩形文学ですから調べをよくすること
○吟行の俳句は特にその地の風物をいかすこと

★今年も元気なスタートを切りました。
和気藹藹も通りこすほどなのですが、少しの緊張をもって、各人いま
一歩の前進を心がけてゆきましょう。お寒さの折充分のご自愛の程を。
                      (19・1・11・つ)








2019/1/12    更新



 


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