“VOICE OF 60’s ” アンディ・ウィリアムス追悼盤
映画「ティファニーで朝食を」の主題歌「ムーン・リバー」や「酒とバラの日々」「ある愛の詩」「ゴッドファーザーの愛のテーマ」と数え上げればきりがないほどのスタンダード・ナンバーを歌い、‘50年代からポピュラー音楽ファンを魅了し続けてきたシンガー、アンディ・ウィリアムス。惜しくも2012年9月25日ミズーリ州ブランソンで死去、享年84才。本シリーズは『Voice of 60’s』といわれ我が国でも絶大な人気を誇ったアンディ・ウィリアムスの最盛期のオリジナル・アルバム14枚を2巻に分けて、リマスターをし、紙ジャケット仕様で発売するものです(日本独自企画)。
これらのアルバムを聴くことによりアンディのポピュラー・ミュージックに果たした功績が分かる仕組みとなっています。それにそれぞれボーナス・ディスクをつけアダルト・マーケットへの訴求を目指したいと思います。本作はその第ニ集。1965年から1971年までの名作7枚に加えて、ボーナスディスクには世界中のアンディ・ファンが待ち望んだ1973年『アンディ・ウイリアムス・ライブ・イン・ジャパン』を収録。1973年5/15,16大阪フェスティバル・ホールにて収録。遂に世界初CD化。
[収録アルバム]
@「ディア・ハート」1965年発売 ビルボードLPチャート4位
アンディ・ウィリアムスのアルバムはどれもポピュラー・スタンダードの名曲集となって います。本作は1964年から65年の2月にかけて録音されています。聴いているとも ともと古い曲が多いいのですが古さを感じさせないものがあります。それは彼の歌唱力の たまもの、歌の作者の心を汲み取ってそれを聴くものに伝える、それが出来る数少ない歌 手の一人でしょう。「ブルー・レディに紅いバラ」「愛の誓い」「ディア・ハート」「オ ールモスト・ゼアー」のヒットが生まれています。ゴールド・ディスク獲得。
A「いそしぎ」1966年発売 ビルボードLPチャート6位
8枚目のゴールド・ディスクに輝いたアルバムです。この年1月からNHKの日曜午後の テレビで「アンディ・ウィリアムス・ショー」が放映され日本でもアンディの人気が決定 的になりました。またアルバム・ジャケットもこれ以降カジュアルなものに変わり、ぐっ と親しみやすい人柄を感じさせるようイメージ・チェンジをしてきました。誰からも親し みを持って迎えられる穏やかな性格とソフトな声が相俟ってこのボサノバを多く取り上げ た本作を際立たせています。
B「野生のエルザ」1967年発売 ビルボードLPチャート5位
1967年4月に初来日してその生のステージを日本の聴衆に披露しテレビやレコードを 通じてしか知ることがなかった人々に感動を与えました。ステージのアンディはレコード よりダイナミックで大きいスケール、力感が溢れていました。本作からのヒット「恋はリ ズムにのせて」「野生のエルザ」ですがプロデュースにロック畑のニック・デ・カロを起 用してモンキーズやボビー・ヘブといったロックンロールの曲に新鮮味を出しています。 ゴールド・ディスクを獲得しています。
C「ラブ、アンディ」1967年発売 ビルボードLPチャート8位
愛をつづった曲をコンセプトに、テレビでその魅力を発揮した歌唱そのままの本作は彼の 個性にあった選曲で、ボサノバ、スロー・ナンバーにデリケートなニュアンスを的確につ づります。彼の良い意味でのアメリカンな個性が生き生きとアルバムに横溢しています。 「健全な生活、温和な人柄、ゆるぎない実力、音楽に対する心からの愛着」と芸能誌ヴァ ラエティが批評しているとおりのアルバムです。
D「アンディ、スカボロー・フェアを歌う」1968年発売 ビルボードLPチャート9 位
CBSソニーが設立されての第1作がこのアルバムです。原題はハニー(Honey)ですが 当時はサイモン&ガーファンクルが大ヒットしていた関係から上記邦題になりました。ア ンディが久々にじっくり歌ったバラード、初めて挑戦するファンキーな曲調など11曲が 新しいアンディの魅力を引き出しています。前作に続いてプロデュースはニック・デ・カ ロ、アンディと相談しながら収録するナンバーを選びました。「スカボロー・フェア」 「恋はみずいろ」「哀愁の花びら」「見果てぬ夢」などのバラード、「スプーキー」「ビ ートでジャンプ」などのジャンプ・ナンバーまでアンディに魅了される一枚。ゴールド・ ディスクに輝いています。
E「ハッピー・ハート」1969年発売 ビルボードLPチャート9位
このLPはVoice of 60’sといわれ絶大な人気を誇っていたアンディの70年代への飛躍を 図った意欲的なレコードです。久しぶりの自らのビッグ・ヒット「ハッピー・ハート」を フィーチャー、あらためて言うまでもなく誠実さと心あたたまる唱法、テレビ時代を代表 する明るく屈託の無いアーティスト性は変わることなくリスナーの心に入ってアットホー ムな雰囲気を作り出しています。それはアルバム・カヴァーにも表われています。ゴール ド・ディスクに輝いています。
F「ある愛の詩」1971年発売 ビルボードLPチャート3位
アンディの時代は同時にビートルズの時代でも有ったわけで、彼のようなヴォーカリスト は徐々に生きにくくなりました。自作自演でヒットさせるこれが音楽業界の潮流になりま した。このアルバムは大ヒット「ある愛の詩」をメインにその頃活躍しだしたロック系シ ンガー・ソングライターの歌など取り上げ新生面をファンに見せてくれ安心させたもので した。特に日本では「ある愛の詩」の日本語版が大ヒットするなど彼の人気は衰えておら ず、前年には再来日もあり大いに話題となったものでした。このアルバムはプラチナ・デ ィスクとなっています。また彼最後の大ヒットとなった「ゴッドファーザーの愛のテー マ」も今回収録いたしました。
G【ボーナスディスク】 「アンディ・ウイリアムス・ライブ・イン・ジャパン」
1973年5月15、16日、大阪フェスティバル・ホールで収録された“ライヴ・イ ン・ジャパン”が遂に世界初CD化!「ムーンリバー」「ある愛の詩」「ゴットファーザ ーの愛のテーマ」などの名曲はもちろん「五木の子守歌」を日本語で歌う貴重な音源も収 録。
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収録アルバム]
@「ディア・ハート」1965年発売 ビルボードLPチャート4位
が生まれています。ゴールド・ディスク獲得。
A「いそしぎ」1966年発売 ビルボードLPチャート6位
B「野生のエルザ」1967年発売 ビルボードLPチャート5位
C「ラブ、アンディ」1967年発売 ビルボードLPチャート8位
D「アンディ、スカボロー・フェアを歌う」1968年発売 ビルボードLPチャート9位
E「ハッピー・ハート」1969年発売 ビルボードLPチャート9位
F「ある愛の詩」1971年発売 ビルボードLPチャート3位 ゴット・ファーザー収録
G【ボーナスディスク】 「197年アンディ・ウイリアムス・ライブ・イン・ジャパン