標高1100Mの北軽井沢の美しい四季を詠む・・




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2007年 第40回北軽井沢句会 戻る



 



■福寿草雪をかきわけ首もた    岡村妃呂子
■水田の滋姑掘り見て産地知る
■風花や駒の鈴音近づきぬ     佐々木終吉
■穏やかに夕日消えゆく冬木立
■淀みたる水みち作る雪解     柴山英人
■今日晴れて凛々しく見ゆる雪浅間
■母の夢見たとき思ふ梅の     清水一静
■来し方のふたりが仰ぐ花辛夷
■地続きの火噴く山あり芹     滝沢咲秀
■ありなしの風に夜道の春めけり
■淡雪や男ばかり糀室       滝沢照香
■なで仏に春の光のやはらかし
■春の香を懐に入れ安房路か    田村洋子
■山林の鳥語聞きをり二月尽
■甲板に子らの歓声春の虹     内藤 徹
■春の富士赤く染まりて忍野かな
■春宵や居酒屋の名はかくれん   湯本 巴
■嶺々暮れて懐の村灯おぼろ
■ボス猫の恋の傷あと絶え間なし   柴山つぐ子
■掻けばまた一寸ほどの春の雪




■今月は山家句会・・・・後書き
  はからずもバレンタインの日であり荒れ模様の  春一番の日でもありました。
  俳縁、地域縁というご縁で温かな和が拡がって  います。句仲間の山家に集ふ春一番 つ

     北軽井沢 つぐこ便り 柴山 都久子記



  





2007/02/20 句会会員・佐々木終吉制作






TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI           主催・柴山つぐ子 戻る