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2011年 第96回 北軽井沢句会 戻る

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第95回北軽句会 平成23年11月27日(2011年)

■午後1時・山田宅

兼題二句(短日 雪 鍋)当期雑詠 三句






12月の北軽井沢の風景


2011年12月10日撮影・北軽井沢・月食























初雪の遅れてけふの浅間山
消えさうな枝先までも冬ざるる



岡村妃呂子






漆黒の洞爺湖染むる冬花火
深雪寺矢来廻らす武将塚
小林 好子






包丁研ぐ立冬の日届きけり  
寄鍋の訛りとびかふクラス会
佐々木終吉







足元に冬の空気のからみつく
笹の葉の冬の太陽こぼれけり
佐藤 さゆり

 





   
手袋を忘れし人や関所跡
熊除けの鈴の賑はひ通学路
  土屋 佳子
 
 
     
  


裸木となりて山脈近ふせり 
空っぽの空から落ちる寒さかな

短日や刺し残したる刺繍糸
滝沢 咲秀







藁塚に凭れ道草下校の児
薄目して小言も焼べて焚火の輪











山田  公子
近隣の荘のあらはに冬ざるる
上毛野の山一円に雪景色

山田  礁






    
天明の災禍の階や冬ひばり
鈍色に明治の玻璃の冬日かな
四温かな繭を運びし河岸の跡
柴山つぐ子















    
★ 次回は一月八日(日)午後一時半 兼題( 新年一般) 柴山宅
★ 少し早いですが納め句会となりました。ナニカとお世話になりました。
振り返って、早かったですし、重く忘れえぬ年で有ったと思います。
今ある事を一重に感謝申し上げます。来たる年が穏やかで幸せ多き年
となりますよう、そして佳い句が等しく授かりますよう祈念致します
                     (23.12.1)つ



2011/12/20

銀漢俳句会・月刊俳句誌

   
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12月の八王子の風景【湯殿川沿いの花たち】





花八ッ手


小雨の実南天



小雨の山茶花



枇杷の花









 

2011/12/19 句会々員・佐々木終吉制作




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