標高1100Mの北軽井沢の美しい四季を詠む・・




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2007年 第43回北軽井沢句会 戻る




第43回北軽句会 平成19年5月10日(2007年)

小諸 虚子庵 虚子散歩みち吟行句会



■リラ冷えや御嶽山に手を合わす    岡村妃呂子
■たんぽぽの若葉も食し虚子のころ
■幣の白新樹の風にひらひらと     佐々木終吉
■クレソンや石垣のみの水車あと
■昼蛙句会開かる虚子旧居        柴山英一
■はたた神在はす旧居の句会かな
■水車場の在りし辺りや夏あざみ    清水一静
■虚子住みし館の庭の牡丹かな
■俳豪の文字は優しき紫苑の芽     滝沢咲秀
■虚子の句の深さ学びて走り梅雨
■木戸を打つ雹の弾めり虚子の庭   滝沢照香
■ま暗がりや雷切りや虚子旧居
■若欅背に従へ虚子の句碑       田村洋子
■藤棚の行き過ぎてより句ひけり
■水車小屋ありし跡とや芹青む     湯本巴
■木戸古りし虚子俳庵の夏句会
■初蛙虚子俳小屋に鳴き出せり    柴山つぐ子
■活けらりし牡丹の紅や小屋句会

句の訂正
■英ー→英人
■藤棚の行き過ぎてより匂うけり
■活けられし


句会後書き
今月は俳聖高浜虚子記念館に伺うことが出来ました。
又、実際に疎開生活をされた虚子旧居での句会でしたが
実現されました。折しも雷、雹などの荒天候でした。
虚子の俳句のエネルギーを戴く事ができました。

北軽井沢 つぐこ便り 柴山 都久子記








2007/5/13 句会会員・佐々木終吉制作













2007/05/10第43回北軽井沢句会

小諸 虚子庵 虚子散歩みち吟行句会


北軽井沢から軽井沢を抜けて小諸・虚子庵まで約70分の距離。
北軽句会初めての虚子庵での吟行句会の記録です。

当日、天気は曇り、虚子庵から虚子氏の散歩道をたどりの吟行句会です。散歩道で突然のはしり雨。虚子旧居での突然の雷、昼間が一瞬に暗くなり激しい雨音が闇を遮り、裸電球が眩しいほどのなつかし温かな灯りに変わり田舎の佇まいに・・
BGMの初蛙の合唱、格子、木戸、美しい大輪の牡丹、紫苑の小さな芽、満面の水瓶、白い障子、縁側、懐かしい土間、スモモの青い実など大都会小諸の片隅に自然の残る句会に素敵な風景を見せてくれました。句会の皆さんの充実した素晴らしい吟行句会でした。初心者の私も勉強になりました
2007/06/02・北軽井沢句会会員・佐々木記。






2007/05/10/・北軽句会・小諸・高濱虚子庵吟行アルバム
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