第90回北軽句会　平成23年6月15日（2011年）

■会場柴山宅　　午後1時

兼題　　短夜栗の花夏燕　当季雑詠　3句

6月の北軽井沢の風景

鹿沢のレンゲツツジ群生

■裂けるほど大口あけて雛つばめ ■寝付かれぬ夜の窓辺の夜鷹かな		岡村妃呂子
■裂けるほど大口あけて雛つばめ ■寝付かれぬ夜の窓辺の夜鷹かな		岡村妃呂子
■代掻くや姥捨山の雲の影　　　　　 ■まなかいを飛脚のごとし夏燕 ■縁切寺の古井戸に来る小雀かな		小林好子



■青空や命ひしめく新樹の香　　　　 ■キャンパスの百葉箱や夏つばめ		佐々木終吉
■川ひとつ越へて匂へり栗の花 ■夏つばめ木曽路に残る関所跡 ■三尺寝雑誌は風が読んでゐる		滝沢咲秀




■衣更乙女の髪のしなやかに　　　　　　 ■短夜や広げしままの俳句帳		土屋佳子

■明易やいま鳥籠の山の戸々 ■きりぎしの始発の駅や九輪草		山田　礁

■雨兆す地をすれすれの夏燕　　　　
■明易や栞半ばの単行本

山田　公子

■剪りたての紫陽花が供花倶会一処 ■栗の花飲食の窓すれすれに（小布施）		柴山つぐ子
■扁額は無量寿とあり墨涼し

●次回は七月十三日（水）投句のみ

○兼題二句　ひまわり　祭り　日傘　当期雑詠三句

☆私事ですが、過日人間ドッグにて咽頭ガンが発見されました。

初期ですがしばらく闘病となります。勝手ですが定例句会は九月

まで投句のみとさせていただきたくお願い申しあげます。

★☆伊那男主宰一行をお迎えして北軽句会特別句会を開催します。

日時　七月三十一日　午後四時　柴山庭

バーベキュウ句会となります。

△ 　恒例となりました小諸高浜虚子記念館での【日盛り句会】

講師として伊那男主宰がお出でになります。昨年よりの約束でこちらに寄って頂くこととなりました。

なんとしてもこの約束だけはという思いでいっぱいです。

小諸に伺うのが弟子として筋ではありますが、打ち上げをキャンセルしてこちらに来て頂くとの有難いお気持ちです。

〝火”を囲んでの高原の夕どき句会楽しみです。

きっと佳い句が授かることとおもいます。夏の　　観光地として一

番のピーク時ではありますがご協力の程お願い　たします　　。つ　

2011/6/27

八王子・5月の風景（湯殿川沿いの花）

201１/6/27 句会会員・佐々木終吉制作