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2013年 第109回 北軽井沢句会 戻る




 





第109回北軽句会 平成25年2月3日(日)


場 所 柴山家  午後一時
 
兼 題   梅 節分一般 如月 当期雑詠三句














北軽井沢の風景

2013/2/11 炎の祭り




2013/2/11 炎の祭り






















            







春寒や妻のスカーフ直す夫 
雪まろげ頬染め上げて峡の子ら







岡村妃呂子






   
戸の震え魔の手のごとき雪庇かな 
寒酒に注文多し老人会
厳寒の千畳岩を洗ふ波(江の島)

   木部 玲子
   
 







 
     
節分会日差しの移る観音寺
         (大船白衣観音) 

海風やほつほつ覚める寒紅梅
日当ってくる如月の枕元
小林 好子





   
   
   
   
節分会年を重ねし鬼もゐて
盤水碑向かふ小径の馬酔木の芽



 



佐々木終吉






   

   
節分や煙たなびく父の家  
春の空銀の翼を留めてをり

佐藤 かずえ










   




白樺の枝から覗く冬花火
寒空のご馳走になるカレーライス
冬花火浅間山に響き吸はれけり






   佐藤さゆり
   
   
鵜の声の犇めく礁寒夕焼 
早立ちの夫の踏みゆく霜柱
立春や母の桐下駄揃え置く
  中津川あゆ
   
         
         







   
駄菓子屋に水栽培のヒヤシンス  
鉢植ゑの白梅匂ふ朝の市












  山崎ちづ子 






   
有りなしの風や夜道を春めかす 
節分やギックリ腰の鬼と遭ふ
蠟梅や近ずきがたき門構え
  滝沢 咲秀
 
   
         
           

   







   
寒ざらし鮮やかなりし染め模様
如月や母の普段着そっと抱く

吉田みどり

   













   
寒満月幣にしじまの戻りけり
妻の背を支え寒満月の坂下る













山田   礁

   
日溜まりの雀の小話春隣
戯言を梅の匂ひに混ぜ帰る
年の豆少し偽る豆の数

山田 鯉公







    
木の根開く遥かに白根山見ゆる庭
夫の忌を修す日差しや春隣
女坂寒満月の雫浴ぶ(湯島天神)
柴山つぐ子


















◎次回は 三月十日(日)午後一時、柴山家
 兼題二句 雛一般 東風 独活 当期雑詠三句

★銀漢新年大会に五人で出席させて頂きました。第一部の厳粛さ、二部の和やかさ、天満宮のお祓いも有難かったです。連衆の皆さんの限りない明るさと温もりに触れ幸せ気分を纏って帰りました。百八回を脱皮して又歩き始めます。/ つぐ子





          2012年銀漢俳句会新年会



           2012年銀漢俳句会新年会  

       
 
新年大会に出席して・・・・
▼私は三回目の参加でしたが、年々多くの方が出席された事と、皆様のますますの熱心さに感銘致しました。主宰のご指導が人を引き付ける何かがあると思います。私も頑張っていつかは入賞出来ますよう、勉強してまいりたいと考えております。/ 岡村妃呂子


▼この度、銀漢新年大会に出席させて頂きまして、ありがとう御座いました銀漢賞の多田美紀さんが素直な気持ちでとお話しされたのがとても印象深く、私も自然体でのんびりとやって行きたいと思います。/ 吉田みどり


★アラカルト★
★春近しと身も心も浮き立っております。俳句に喜びを頂く日々を過ごしております。先月北軽井沢句会報一月号から、滝沢咲秀さんの句に元気と、自在な心意気を頂きました。/ 中津川あゆ

  諷詠の心は老ひず初句会  
 門松や活かされてをり生きてをり


★なお、銀漢新年大会にて久重凛子先生の特選句

  
余生への入り口に張る注蓮飾  滝沢咲秀


八十七歳という齢にもかかわらず、いつも整然とされ、とて もお洒落な咲秀さん・・・・。
『私「銀漢」に入って本当に良かったと思う』こんな言葉も頂 いております。ますますお元気で皆を引っ張ってください。
                        (2013.2.7.つ)
             




1月の八王子の風景



水仙



ナズナ



黄梅



犬ふぐり





山茶花




紅梅




枇杷の花




クリスマス・ローズ





クリスマス・ローズ





仏の座





菜の花





黄水仙




馬酔木の芽




蝋梅



 


2013/2/10  句会々員・佐々木終吉制作




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