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2013年 第113回 北軽井沢句会 戻る




 





第113回北軽句会 

北軽井沢定例句会、鎌倉あじさい吟行

平成25年 6月12、13日(水、木)鎌倉一泊吟行

1日目 北鎌倉 明月院 浄智寺 東慶寺 

 昼食、句会場 北鎌倉「鈴や」 
宿泊 ホテル法華クラブ湘南藤沢

2日目 江ノ電 長谷駅九時集合 長谷寺 光則寺 大仏付近吟行
昼食 腰越港 船宿 池田丸
   句会場 東京神田[銀漢]発行所 懇親会[銀漢亭]






△今月の回の特別編にしました。次回から通常に戻ります。


北軽への誘い編。リンクします。









北軽井沢の風景




画像上でリンクします。


躑躅の王様・蓮花躑躅

牧場地に咲くれんげツツジ。放牧の牛たちは草のみ食べます。
牛や馬にとっても有毒なため食べ残すので、レンゲツツジの
群生地になっている牧場でもあります。



見事としか言えない蓮花躑躅群・60万株




画像上でリンクします。

嬬恋村はキャベツ王国です。1.100Mの美味しさをお召し上がりください。




浅間山

   


嬬恋村・キャベツ野・浅間山






画像上でリンクします。







野草の女王・駒草
 









三世仏拝す五山寺梅雨点す 
青萱のささ揺る楼門凛と佇つ
茶屋径に煮汁の匂ひ額の花
四葩(よひら)抱く耳飾り巨き花地蔵






柴山つぐ子



     
青蛙久しぶりなる雨に酔ふ 
紫陽花の雨に艶めく明月院








  岡村妃呂子





     


   
 







 
       
紫陽花や雨にけぶれる石仏   
夏うぐいす声を限りの東慶寺
岩壁にしずるるばかり岩煙草













小林 好子









     
あぢさゐの紺きはまれり谷戸の雨
雨煙る山門高し額の花
梅雨寒や岩一面に岩煙草








  大橋  誠
     
     
     
     
     

     
花蜜柑辺り一面香りけり     
五月雨に筆持ち歩く一日かな
梅雨の傘傾け合ふて谷戸の院
木部 玲子










     













鎌倉のあぢさゐ日和となりにけり
鎌倉の石畳みち姫あぢさゐ









  佐藤さゆり
     






     
子鴉の声せはしなや東慶寺
老鶯や五山の雨のしなやかに

梅雨空へ万の枝張る高野槇
梅雨空を支えきらずや高野槇
  中津川あゆ
     
           
 



         







     
浄智寺の長き石段ほととぎす  
石段に寺の番傘つりがね草






  山崎ちづ子 




     
     
           
             
     

     

   
いざ鎌倉ふりみふらずみ梅雨の旅
鴉の子塒の寺を甘え啼く
梅雨の寺手こぎポンプの迸る








山田   礁







     
           
★北鎌倉鈴や句会も貸し切りで料理も時間も贅沢なひと時、俳縁の
あゆさん、好子さん、玲子さん、誠先生、ご一緒出来て幸せでした 








     
           
 ★二日目 江ノ電 長谷駅九時集合 長谷寺 光則寺 大仏付近吟行
   昼食 腰越港 船宿 池田丸
   句会場 東京神田[銀漢]発行所 懇親会[銀漢亭]




     


 
青梅雨の底ひに匂ふ土の牢
紫陽花の明るき雨や観世音
百竿の中の青さや今年竹
露座仏の生真面目といふ梅雨の顔








  武田 禪次 
 
船宿の内も潮の香しらす飯
大仏の慈悲の涙に梅雨滂沱
岩煙草長谷観音の崖に咲く
   武田 花果 
 











   
青蔦の埀るる土牢潮じめり 
大仏の薄き衣や男梅雨











柴山つぐ子




大仏の台座に跳ねて梅雨しとど
谷戸深き牢を覗けば時鳥
長谷寺の絵馬の横文字梅雨じめり








  大溝 妙子
江ノ電の紫陽花に触れ情に触れ
鎌倉の孔雀の哮る男梅雨
老鶯の声長々と傘に降る









  高橋 透水
鎌倉の栗鼠の出迎え走り梅雨
笹百合の見頃となりし谷戸の寺









  岡村妃呂子





 
 







 
 
一山は法の山なり半夏雨   
黒南風や船宿で食ぶしらす飯


小林 好子





 

大仏の吟行日和や梅雨の蝶  
江ノ電の古刹めぐりや鉄線花

 




佐々木終吉
















黒南風や孔雀の声のけたたまし
とり残す色づき梅と目が合ひぬ
松尾千佳子 

























梅雨冷えの洞窟指さす布袋尊
光則寺額あぢさゐの土の牢
















  佐藤さゆり
土牢に風の一陣時鳥
走り根の黒々走る青葉梅雨








土井 弘道
黒南風や腰越状の寺まじか
土牢の供物の実梅香を放つ
日蓮の説法の辻忍冬

  中津川あ
     
     










荒梅雨や潮けむり立つ長谷の海  
梅雨じめり苔むす寺の賢治の碑






  山崎ちづ子 




     
       






をりとりて祠の手向け小判草
変乱の血生臭きや青葉梅雨
寄せ手めく八重の波音青葉潮

山田   礁






 
































































































創作小皿料理「銀漢亭」






































 
北軽井沢定例句会、鎌倉あじさい吟行



日時   2013612日(水)

集合    柴山宅  AM730

出席者 (つぐ子、礁、妃呂子、さゆり、かずえ、ちず子)

予定  新幹線  833発→東京(949着/1001発)→横須賀線・北鎌倉駅(10:57着)

1100  北鎌倉駅・(円覚寺口)   あゆ、好子、玲子、大橋誠、合流

 

△吟行    明月院(あじさい寺)浄智寺、東慶寺(駆け込み寺)

13:30  昼食句会「すすや」  0427-22-4445

 

612日(水)

1700  ホテル 法華クラブ 湘南 藤沢   0466-27-6101

JR藤沢駅より徒歩5分(イトーヨーカドー前)

夕食、その他各自自由です。

 

613日(木)

朝食 700 ホテル 2F レストラン

集合  AM 800 ホテル発

900 江ノ電  長谷駅

合流 武田禪次・武田花果、好子、松尾千佳子、高橋透水、大溝妙子 土井弘道

 

△吟行   鎌倉大仏→光則寺→長谷寺

12:00   長谷・・・・・腰越(江ノ電)

昼食   船宿    池田丸(腰越店 駅より2分)

200   腰越(江ノ電)→江ノ島 モノレール大船→神田(銀漢亭)

1600  句会  懇談会

      銀漢亭   03-3264-7107

1944  東京 長野新幹線

2100  軽井沢着

 

幹事  佐藤さゆり  

     佐藤かずえ 

その他  連絡先  柴山つぐ子 








半夏生


編集ノート・・・

◎めまぐるしい二日間でしたが実り多き吟行となりました。モノに会う。人に会う。言葉に会う。

初めて乗った新幹線、初めてに等しい鎌倉、初めての発行所での合同句会、主宰のご指導も頂き感動と感激の大満足の連続。

お目に掛った方々の笑顔とお心づくしの数々、有難く温かく胸にしみじみ滲みわたる楽しいものでした。俳縁に心からの感謝です                         つぐ子


         
 



★次回は七月十日(水)午後六時 柴山家
 兼題二句  蛇 ソーダ水 夏帽子   当期雑詠 三句





▲鎌倉に行ってきました
             
  七里ケ浜唄ふ声聴く夏吟行         山崎ちづ子

一日目、二日目と沢山の方々が温かく迎えてくださり感謝の気持ちでいっぱいになりました。江ノ電に乗り、海が見えて来た時に七里ケ浜の歌を唄っている姿はほのぼのと優しい気持ちになれました。吟行、句会と皆様のパワーに感激し、
時のたつのも忘れ楽しく過ごさせて頂いた二日間でした。
人との出会いに感謝しこれからも楽しく俳句作りをしてゆくつもりです。





胸熱くなる思いでした            山田  礁

一泊の物見遊山ならぬ鎌倉吟行、迷子にならむよう、足かせにならぬよう、戸惑いと不安の中、鎌倉の歴史にも思いをはせながら紫陽花参道を傘ぶつけつつ、要諦を走り書きする吟行でした。正直な処、一週間程ほしいところでした。編集長夫妻並びに透水様、大溝様、土井様、あゆ様、好子様そして我等が柴山様始め句仲間の方々有難うございました。最後になりましたが銀漢亭に押しかけ師の持て成しの料理に感激胸熱くいたしました。ありがとうございました。(13.6.21、つ











3月の八王子の風景・湯殿川花街道

花の歳時記・湯殿川の花たち。



画像上でYOUTUBEへリンクします。

△八王子 湯殿川・花街道ー10  秋闌る・・・・・湯殿川を歩く。
下の画像はこの「湯殿川・花街道」7キロの花々たちを四季折々に撮影しました。

祝・世界文化遺産・・!

 ユネスコの世界遺産委員会は、22日、日本の富士山を、静岡県の美保松原を含めた形で世界文化遺産として登録する事にきめました。審議は異例の50分間にわたり、美保松原を除外しない様求める声が相次ぎ、富士山への各国の関心の高さをうかがわせました。






画像上で動画にリンクします。

△湯殿川 花街道ー31  四季の花シリーズ 5月の花たち-1
30本近く投稿しました。

歳時記の花々に出逢う小さな旅の始まり・・。






△花菖蒲は奥がふかーーーい花。片倉城址公園にて。2013/6/22撮影


花菖蒲が花を咲かせるのは、わずか三日間。短い間に刻々と変化するさまを、「花が芸をする」と呼び楽しんできた。梅雨のひとときだけ見ることができる、はかない美しさ。日本人はそんな花菖蒲を、ことさらに愛してきたらしい・・・。。



花菖蒲は、雌しべのことを芯と云う。それがきれいに花弁とマッチして立つことが、全体の姿を美しくする究極の要素とか・・。

専門家が「芯」と呼ぶ、雌しべ。
その雌しべの立ち上がる姿が、花全体の美しさを一層際立たせます。

△花菖蒲鑑賞の焦点は「雌しべの立ち姿」とか・・・。

足首の埃たたいて花菖蒲   一茶

花菖蒲を見るために、土ぼこりで汚れるほど歩いたという一茶の句。




































茅花の穂絮・茅花流し




八重十薬




柏葉紫陽花




ブラシの木




ベルガモット




凌霄花




煙の木





山梔子





墨田の花火



カンナ







 


2013/6/24  句会々員・佐々木終吉制作




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