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2013年 第115回 北軽井沢句会 戻る







第115回北軽句会

平成25年 9月11日(水)

会場  柴山家   午後3時よりバーベキュ-句会


当期雑詠 五句出句




9月の北軽井沢の風景





















夕月の昇る気配や庭句会 
これと言ふ匂ひもなくて紫苑かな
ひとつ灯に夜長句会の続きけり






  柴山つぐ子 



寝観音の裾野を飾る花すすき  
秋出水あまりに変わる山河かな






岡村妃呂子






つなぐ子の手のぬくもりや赤のまま
赤とんぼ河原に群るる日和かな

湖霧に遊覧船の見え隠る






            

小林 好子








燈火親し万葉の歌なぞりけり
長椅子に父身をゆだね盆の月
月光や白寿の父に寄り添ひぬ






中津川あゆ
句座の夕密かな音や木の実落つ 
バーベキユー句座のざわめき草の庵









佐々木終吉





焼岳の色に染まりし蜻蛉かな
それぞれの帽子の色や花野道 
虫食ひの桃剥く時はこはごはと






佐藤かずえ
秋暑かな熊の看板川添ひに
爽やかや山の湯に入る上高地







佐藤さゆり
瓜揉んで生涯女を変へられず
遠雷や踏ん切りつかず花を活く
句会終へ昂りやまず露の夜






滝沢 咲秀
両の手で包みて放つ赤とんぼ
秋立つや水面に映る穂高かな






山崎ちづ子
     
星月夜光が汚す街の空
白百合の香を呼ぶ風のやはらかし







山田 公子
暮れてより土間にいとどの夜の湿り
溶岩原に産毛のやうな秋の草
天空の里にか細き虫を聞く






 当日ゲスト吟


山田   礁
浅間山萩とすすきを従へて








黒岩 あきら
秋しぐれほのかに響く雨の声








上原 けん
薄ぐもり色あざやかに水引草









上原 妙子






★<楽しくなければ俳句じゃない>は伊那男主宰の言葉です。今月は思い
っきり楽しくをモチーフにバーベキュー句会としました。。ゲストもお迎
えして遅くまで火を囲み、庭句会で盛り上りました。                       つぐ子


★次回は十月十六日(水)夜六時より 柴山家
 兼題二句 紅葉 啄木鳥 新酒 当期雑詠三句


◎あらかると アラカルト◎

 ★二年程休んでいたバーベキュー句会 開催
 ちづ子さんの握った絶品おにぎり かずえさんの大きなニジマス、名物の フランクフルト あきらさんの糠漬 その他溢れる程の持ち寄り句会。
 午後三時から始まってトワイライトへ。灯点す夜長句会へと。時を忘れ そぞろ寒も忘れ、俳句と向き合い、藤村詩に酔い、子供に還ってゲームと
合唱を心ゆくまで楽しみました。
日頃の友情に感謝し、お互いの句作の労をねぎらい合い、沢山食べて沢山笑うという、非日常の設定、お疲れさまでした。

★お人柄の滲みでる三人の素敵なゲストをお迎えしました。
それぞれに初めてと思えぬ出句の高得点に拍手喝采を浴びておられました。
自己紹介で言っておられた(悪友の、、、)が(俳友の、、、)に替る日を今は
信じています。

★読書の秋、食欲の秋、俳句の秋です。ご健吟を。



                    13.9.18.つ



                   




2013年8月6日、撮影  北軽井沢の花たち

北軽井沢・柴山宅

















北軽井沢の花たち(2013/8/6
















ベルガモット








八王子・9月の風景(湯殿川沿いの花)





白粉花


パンパスグラス




玉すだれ



酔芙蓉


酔芙蓉






黄花こすもす












 

2011/9/19句会会員・佐々木終吉制作




TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る