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2014年 第119回 北軽井沢句会 戻る

   






 第119回北軽句会 平成26年


1月12日(日)

会場  午後1時より 柴山宅にて

  ★兼題二句 新年一般  5句
詠三句一般 返り花 当期雑詠三句












12月の北軽井沢の風景

     
     2014/1/17 撮影

 



                              
          

少年のしだいに真顔凧揚がる  
転がして浅間山を背に雪だるま
鉢ものに寒九の水をほしいまま










  柴山つぐ子 



返礼の葉書一枚筆はじめ
産声の玻璃にみなぎり年明くる
江ノ電や破魔矢の鈴の鳴りづめに






  中川冬紫子 
初鶏の声聴く今朝の目覚めかな  
ひとまわり巨き艶良き達磨買ふ








岡村妃呂子






おみくじの納め処や雪しんしん 
初詣堂にお護摩の炎立つ
神妙にお数珠受く子や寒すずめ








佐々木終吉







両の手で思わず拝す初日の出 
寒鴉朝日まっすぐ通り抜く
虹色の乱反射かな雪の原







佐藤かずえ
初富士を賜ふ遊船伊豆めぐり 
福寿草朝日に笑みて輝けり
甘口の地酒のありて春の雪









小林 好子
除夜の鐘吾子待つ重箱詰めてをり
寒の朝夫婦茶碗の湯気からむ






小林 尊子
お手玉の数え唄なりお正月
子をあやす母の笑顔や福寿草











山崎ちづ子
     
見せ会ひて顔が綻ぶ初みくじ  
くしゃ顔に涙まじりの初笑









山田  公子
目つむりて指体操の初湯かな 
山里の岩盤浴に初湯せり



 






山田   礁
初夢に名句を一句託しけり
潦朝日が照らす初氷
稀に来る手書きの年賀温かく











黒岩 あきら
噛みしめて今年の雑煮いただけり 
初場所の呼び出しの声凛凛と











上原  憲了
祝箸墨のかほりの名をしるす  
大和路の七草摘みて粥を炊く







上原  妙子







★避寒されている会員がおられ句会は落ち着きをもって少し静かです。
 ゲストの小林尊子さんが見えて皆で俳句の素晴らしさ、楽しさを先輩俳人として語り合っていました。つぐ子


★次回は二月九日(日)午後一時 柴山宅
 兼題二句 寒明 蕗の薹 猫の恋 当期雑詠三句


★一月二十五日(土)銀漢俳句会年次総会。新年会が開催されます。
 本年は柴山つぐ子、中川冬紫子、山田礁、山田公子 黒岩章が 出席します。皆勤の岡村妃呂子さんは出席の予定でしたが都合で欠席されます。来年は一人でも多くの出席を希望します
私達の結社です。まだ産声が聞こえます。一人一人の力が必要です。主宰はじめお仲間の皆さんとの貴重な一日と思います。
出欠は当日まで大丈夫です。

★会場は午後一時より、全国家電会館(地下鉄千代田線湯島駅下車、徒歩五分) 総会終了後、新年会。
 新年会会場。湯島天満宮、宴会場
 
★雪は少ないようですが、寒さ厳しき折。お風邪など召しませぬ よう充分気をつけて下さい。くれぐれもご自愛頂きご健吟を。
                   (26.1.16 つ)
 



                   





八王子・2014年1月の風景(湯殿川沿いの花たち)

△高尾山・薬王院


薬王院・初日の出 2014年元日AM.55分





薬王院ご本堂



薬王院


本堂の飯縄大権現・いずなだいごんげん






飯縄権現堂




絵馬たち



おみくじ


破魔矢



杉苗奉納御芳名







高尾山は・・・
高尾山は2008年ミシュランの三ツ星に認定。
フランスでは「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」という
日本旅行ガイドが発売されていて、その中で三ツ星に認定されたのが、富士山や松山・奈良・京都といった観光名所。
そして、その中に高尾山の名も入っています。
しかも、山で三ツ星に認定されたのは、富士山と高尾山だけ。


高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山です。中腹には744年に聖武天皇の勅命で開山された高尾山薬王院があり 院内には薬師如来像が安置されています。現在は、修験道、体験修行、水行道場なとが行われ精進料理をいただくことが出来ます。毎年3月の第2日曜日には山麓の広場で高尾山火渡り祭りが行なわれています。

薬王院・・・・・
高尾山薬王院は、奈良時代の8世紀半ばに聖武天皇の勅命により高僧行基によって創建されたとされます。行基が、薬師如来を刻んでご本尊として安置したことから、薬王院の名がつけられたということです。

その後、弘法大師空海はこの山で祈祷をささげ、不動明王像を刻んで安置しました。やがて、当寺は真言宗智山派の大本山となり、成田山新勝寺、川崎大師平間寺とともに、関東の三大本山として知られるようになりました


お護摩焚きが行われているご本堂。


お護摩焚きの炎が勢いよく天蓋まで届きそうでした。
3.000円以上のお札から名前が読まれます。

△お護摩焚き・・・
大本堂では、新年の特別開帳大護摩供や節分会、春季及び秋季大祭のほか、毎日、御護摩修行をおこなっています。
御護摩修行をおこなった方には御本尊の分身でもある御護摩札が授与されます。
この御護摩札は、大願成就が果たされるよう精進するための誓いの証としての意味をもっています。大切にお持帰りいただき、奉安礼拝して一心に御宝号「南無飯縄大権現(なむいずなだいごんげん)」とお唱えながら・・・。

私は、このご本堂で行われてお護摩焚きの仕事でお客様の履き物のお世話をしています。大晦日は午後21時~翌朝7時。2日、4日、8日、12日、19日、19日、27日の7回でした。大体1時間おきに行われその都度、履き物のお世話をします。特に大晦日の12時の回、2日、12日は大忙く500名がご本堂に殺到しました。廊下まであふれていました。今年で2年目になります。大晦日には30名以上の僧が法螺貝と共に行列をつくってご本堂に来られお経を上げていました。大晦日は本堂本堂からお帰りになる時、大山隆玄御貫首(一番偉い僧)様からが小さなお子様にお数珠を受けられていました。(お数珠頂戴)

護摩壇でのお護摩焚きの火焔が、天蓋まで届きそうなぐらいグラグラと燃え盛っていました・・。




八王子・2014年1月の風景


梅もどき





馬酔木




ひいらぎもち





実南天





花八つ手





 

2014/1/18 句会会員・佐々木終吉制作




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