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2016年 第141回 北軽井沢句会 戻る




第141回 北軽井沢句会  平成28年 (2016年) 


 
平成28年1月13日(水)午後6;30分

   兼題二句 正月一般 当期雑詠 三句

場所 浅間高原別荘管理事務所






鬼押出し園は冬は閉館。今では冬景色は見ることは出来ませんね。

お降りはざらめのやうな光る粒
         
柞木の無一物てふ寒びより

児に習ふ妖怪あまた初講義






  柴山つぐ子 




   
     
寒夕焼影となるまでバス送る
          
饅頭屋の湯気吐く蒸籠春隣

松明けていつもの路地に音戻る








  中川冬紫子 





平らなる年の過ぎゆく大旦
           
空の色映す水面や浮若布

船先を大島に向け旅始






     
  小林 好子
干支の申大筆書きや松の内
           
日帰りの初湯たまはる道の駅

声音してぶあつき絵本読初む

            




  山田 礁 

  









産土の龍吐く水の淑気かな
           
灯台の裾を染めゐる野水仙

薪割りの契り果たせぬままの春












  岡田 久男 
初鶏の鳴き声耳にやはらかし
          
夕暮れの山並くっきり春隣







  岡村妃呂子
初東雲ひと処紅き太鼓橋
            
餌台を群れで占めゐる初雀










   黒岩 章
お国ぶり今年の雑煮嫁好み
           
餅つきのかけ声大き孫がつく







  小林 尊子

 
 
        
古稀迎ふ母の年越ゆ福寿草
           
寒の朝お数珠受く子や不動尊







  佐々木終吉 
 





 
初詣村社に米のまかれをり
           
香焚くや家のすみずみ淑気かな










  佐藤かずえ 
初日の出まだかと足を踏み鳴らす
       
年の暮れ鍋の好みも親子かな











  佐藤さゆり

御手洗の心新たに初詣
            
宿木に小鳥の遊ぶ冬山家

寒晴にほっこり笑まふ笠地蔵









下谷 詔子
日溜まりに回り道する春隣
          
心地佳き踏みし玉砂利初詣









  武井 康弘
朝酒の出来る新年至福かな
          
浅間嶺に柏手を打つ初景色











  星野恵美子


   
         
 
 


吾子からの夢とひと文字賀状くる
       
溶岩山を黒々映し初景色

仏前に湯気立ち昇る七日粥

       



山崎ちづ子






 
金星の居残る空や寒の暁
           
恒例の秩父詣りや三日かな




  橫沢うだい 












 
●次回は二月十日(水) 午後六時半 管理事務所
 兼題 二句 早春 バレンタインの日 当期雑詠 三句


★まどかなメンバーの揃う初句会。今年も出来るだけ俳句に寄り添って素直な温かな句の授かることを希います。昨年は交流の輪が僅かですが深まったのではないでしょうか。本年も銀漢お仲間の皆様と共に精進致したくご指導お願い致します



 
◎恒例の銀漢、新年会、五周年のお祝いも兼ね一月二十三日(土)
に開催されます。(東京ドームホテル)、水道橋。午後一時
当句会の出席者は、柴山つぐ子。中川冬紫子、小林好子
 山田 礁 黒岩 章 山本みゆき(章さんの付添)
 佐藤かずえ 佐藤さゆり 山崎ちづ子、九人での参加です。
翌日は伊豆の網代吟行の予定。


▼△★
三月定例句会は日帰り吟行を予定しています。
栗や林檎でお馴染みの小布施、近くの一茶ゆかりの里、一茶館。
三月九日です。詳細は二月句会で。ご予定下さい。
寒さの折くれぐれもご自愛頂きますように。
               (2016.1.18.つ)

     





2016/1/19 更新





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