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2016年 第151回 北軽井沢句会 戻る




第151回北軽井沢句会 平成28年 (2016年) 


第百五十一回北軽井沢句会々報 

平成二十八年十二月十四日(水)午後六時 忘年句会

場所 森ガーデン 兼題 冬一般 三句












右府像を掲げる丘や冬すみれ{鎌倉二句}        

冬日入る濁世の芥ながす洞









 
柴山つぐ子 

老犬の遠眼差しや雪来たる              

箱根路や冬霧渓を吹きあげる






  中川冬紫子
鎌倉に声落としゐる冬ひばり             

ポケットの散策マップ冬の晴れ







  小林 好子
君逝くや風の嗚咽か虎落笛              

納戸より父の遺愛の股火鉢







          
  山田  礁 
ちり散りに子らは家路へ暮早し            

黄金仏山門もまた落葉雨




  
  岡田 久男
窓越しの冬夕焼を飽かず見る             

冬靄に姿見へねど声ひびく









  岡村妃呂子

旅人の心もいやす駅火鉢               

枯葉舞ふ肩まで浸かる露天風呂





黒岩 章
初めての南天の実や二つかな             

掛け軸や祖父からもらふ漱石忌







  小林 尊子
天空の極楽てふ雪見の湯               

うたた寝やひとつふたつと除夜の鐘
 



    
  佐々木終吉
灰色の朝の空気を割って雪              

山国へ枝ごと届くみかんかな
  佐藤 かずえ


      
 
 
待ちわびし花嫁姿冬ぬくし
              
強くなる信念学ぶ冬木立
佐藤さゆり





            
   
日溜まりの畑で貰ふ冬菜かな           

店先のポインセチアが福招く






  武井 康弘 
              
野良猫が撫でられに来る日向ぼこ         

それぞれに犬を褒め合ふ冬帽子








  山崎ちづ子 
末枯れて黄昏どきや雨けぶる           

新雪に朝の散歩の靴の跡






  横沢うだい

   


 

★ニッコリほっこりのメンバー達の顔がそろいました。一年を俳句に
寄り添い、お陰さまでナントカ無事に過ごす事ができました。
句会を早めにきりあげて、ご馳走を頂きカラオケタイムも飛び出す満足な納め句会となりました.                (柴山つぐ子)



★ 次回定例句会は正月十一日(第二水曜日) 六時半
★ 場所 浅間高原別荘管理事務所
★ 兼題 新年一般 五句



★平成二十九年度 銀漢俳句会新年大会 年次総会(東京湯島}
 一月二十八日(土)におこなわれます。
◎句会からの出席予定者
   山田 礁 山崎ちづ子 黒岩 章 武井康弘 横沢うだい


◎寒さ厳しき折、年末のナニカト忙しき折、お体おいといくださいまして佳いお年をお迎え下さいませ。来たる年が素晴らしい年となりますようお祈り申しあげます。
                             (16.12.18.つ)








      







2016/12/20 更新





TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る