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2018/4/20更新 


2018年 第169回 北軽井沢句会 戻る




第169回北軽井沢句会 平成30年 (2018年) 


平成三十年七月十一日(水)午後六時半

場所 浅間高原管理事務所

兼題二句 風鈴 夕立 心太 雑詠二句 席題一句 





浅間大滝



R/146




母在れば母の頬張る豆ご飯

             
気に入らむ風もあろふに江戸風鈴


銭洗ふ弁天茶屋にところてん






 
柴山つぐ子 


島みちや貝風鈴の響き合ふ
              
雨空や王廊へ散る沙羅の花


昼時の相席となり心太





 
  中川冬紫子
絞り出す切子の器ところてん

            
夕立去り庭木それぞれ蘇る

風鈴の紐も名句も替へにけり









  小林 好子
   
ここち佳き風鈴の音にもてなさる

           
先駆の夕立の粒の土ぼこり









  山田   礁 
心太に咽て姉妹の里なまり
            
母の手の筒ひと突きや心太

ねじれ花迷ふことなく天指せり











  岡田 久男
風鈴のガラスと鉄の音色かな

             
鱧料理職人肌の見せどころ





  岡村妃呂子




 
 
 
夏まつり八木節太鼓雨を呼ぶ

             
浅間晴キャベツマラソン待つ湖畔







  黒岩伊知朗

浅間より暗雲来たる夕立かな

             
故郷の父と通ひしまつりの夜










  小林 尊子 
    
たちまちの豪雨に耐えるキャベツかな

         
よちよちと一歩踏み出す青田風









佐藤さゆり
雲駆ける空の一瞬夕立くる

              
松明草燃へ立つ色で咲き尽くす







  佐々木終吉
届き来る南部風鈴鳴り止まず

            
大夕立魂のうつ績解き放つ
  佐藤 栄子








 


 

電線に雀の並ぶ夕立あと

              
初瓜を早く捥げよと父の声


父母の病のはなし梅を干す

       

  佐藤かずえ


       

 
                
母偲ぶすいとんの味半夏生

              
みちのくの軒の何処かに鳴る風鈴







  武井 康弘 
              
風鈴や日暮れの風の音となる

            
耳ふさぎ次は来るかとはたた神


村と村つなぐ橋有り蝉しぐれ








  山崎ちづ子 
夏霧が去りて顔だす黒斑山

              
短夜や昨日の続き読みふけり





  横沢 宇内

 
 
   


◎▼当日ゲストで佐藤洋一郎さんが御見えでした

嬉し気に祭りに集ふ声高し       
佐藤洋一郎

◎日本列島の猛暑に喘ぐ中、北軽の涼しさは別天地。ゲストも加わり賑やかな句会となりました.恒例の主宰をお迎えしての北軽山荘句会。主宰選一票に皆句作に励む事となる。(佐藤栄子)

次回八月定例句会は夏休みです。九月の定例は十二日(水)
場所 佐藤かずえ家にお世話になります、初めてなので山荘特別句会の折地図お渡しいたします。

◎九月兼題 秋草 虫(一般)当期雑詠二句 席題一句


★★伊籐伊那男主宰来村の{山荘特別バーベキュウ句会}の開催
 恒例となりました本部と他結社、北軽井沢句会との交流句会伊那男主宰直々のご指導いただきます。お仲間との熱い再会をなにより楽しみに致します。日頃の実力の見せどころです。

★日時 七月二十九日(日)午後四時より開催
 場所 第7回柴山山荘 会員の集合は午前十一時となります
 出句 五句

◎ 猛暑の折くれぐれも御身お大切に、さらなるご健吟お祈り申しあげます。

                             ( 18.7.18 つ)





2018/7/19     更新



 


TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る