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2019/7/13更新 


2019年 第180回 北軽井沢句会 戻る


第百八十回北軽井沢句会々報 

  令和元年七月十日 (水)午後一時半
 
 別荘管理事務所




大自然の残るワイルドな浅間大滝


犇めきの音聴こえさうキャベツ畑
        
ひと日とも言へぬトマトの育ちぶり
           
荘畑の日の差す処じゃがの花
                      
葉の先に乗りてこぼるる青蛙 


柴山つぐ子
 
 

夏草や土塁の底の群雀
             
二歩三歩移して傘の立話

朝顔の彩の清しさ昇りゆく
         
             
小林 好子

園児らの絵文字きらきら星祭
          
小屋開けや晴る日曇る日蝉しぐれ

天蚕の今朝より糸を吐き始む









岡田 久男
短冊の願ひは同じ星祭
            
天気予報又々はづれはたたがみ






岡村妃呂子


草いきれ雨上りたる湖畔かな
         
ゴールへとタオル片手に玉の汗   
        







黒岩伊知朗
手振り真似身振りを真似て盆踊り
        
外国語飛び交ふ高原キャベツ畑

甘き香や手に綿あめの星まつり





 
黒岩 清子
初キャベツ笑顔と共に届きたる
         
泣きやみて葉っぱ寝床の青蛙








黒岩 茂子
七夕に生まれし倅四十過ぐ
           
月見草君のごとくと思ひけり


           




小林 尊子 
   
七夕や願ひはみ出す子らの声
          
亀鳴くや渇水ダムに暮しあり






佐々木終吉
善かれしと言ひしが齟齬に水中花
        
秘めごとは蛍袋になげかけり



佐藤 栄子



夏草や人踏み入るるすきの無き
         
ひまわりや種となるまで立ちつくす







佐藤かずえ
甘藍の佳き育ちぶり抱きかかへ
         
梅雨晴や歴史を語る五重塔
佐藤さゆり








              
七夕の願ひを込めて短冊に
           
百合の花ビール瓶に挿して見る
          





武井 康弘 
            
塩味に頷き食ぶる鯖の鮓
          
花南天ふれて崩るる手の平へ






山崎ちづ子 
潜り方読みては潜る茅の輪かな
         
マラソンに声援送る虹二重






横沢 宇内

 
 
向日葵の似合ふ青空待ちこがれ

         
我が里は山開きなし磯開き     
      
山本 好見
 (ゲスト)
 

出羽三山の感動的吟行の余韻が体中に残る中、伊那男主宰直々のご指導が頂ける「特別山荘句会」が控えています。「銀漢」のお仲間との交流・再会を楽しみにお迎え準備の支度などの話し合いを。
ゲストに山本好見さんをお迎えしました。{柴山つぐ子}

  ◎あらかると◎
●八月定例句会は夏休みです
●九月の定例句会は九月十一日(水)午後一時半別荘管理事務所
●兼題  桔梗 秋彼岸 鈴虫 当季雑詠三句  席題二句

★「特別山荘句会」
日時 七月二十八日(日) 集合 午前十一時(昼食は用意します)
 場所 柴山 庭  会費 二千五百円

句会及びバーベキュー 午後四時頃より八時頃の予定。「小諸俳句まつり」後、主宰・本部連衆来となります。再会交流を大切にして俳句のご縁・絆を有難く思います。本年は句集「然々と」で輝く俳人協会賞を受賞され、ますます超ご多忙の主宰です。
お疲れの処お寄り頂けるのです。親しく伊那男主宰のもと胸を借り恒例の本部連衆との合同句会となります。

★晩夏の庭句会 当季雑詠 五句出し
●暑さの折、お体大切にご健吟願います。(19・7・12 つ)






2019/7/13 更新



 


TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI      主宰・柴山つぐ子 戻る