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2019/9/16    更新 
2019年 第184回 北軽井沢句会 戻る




第184回北軽井沢句会  (2019年) 


第百八十四回北軽井沢句会々報   


令和元年十二月十一日 (水)午後一時  別荘管理事務所

  兼題 初雪 シクラメン ストーブ 席題 冬銀河 クリスマス





長野原町開拓池


紀州鉄道別荘地



R146から撮影











湯どころに青き光や聖樹の灯
          
紅少し重ねてのぞむ忘年会

観世音守人集ふ囲炉裏端

子の荷来る三崎の水仙香り満つ
     


   柴山つぐ子



   
初雪や聞こゆや酒の仕込み唄
          
アナ雪の映画や街のシクラメン

神殿に柏手を打つ神の留守


  小林 好子 



   
ストーブにアルミ弁当並んだ日
         
此所だけと言いし話や返り花

燭の火に子らの笑顔やクリスマス




  佐藤 栄子 
手火鉢や祖母の日課の針仕事
          
猫の目も耀ふ炉辺の読み聞かせ

語り部の間を置く間にも暖炉燃ゆ



 
  岡田 久男 
気分よく風なく散歩冬芽見る
          
太陽をいつてに受けしシクラメン




 
   岡村妃呂子
初雪を待ちわびて居し山の宿
          
焼きまんじゅう赤城の空に七日月





   黒岩伊知朗
雪の夜のむかしがたりや父の膝
         
薄目あく吾子の枕辺クリスマス

主の椅子帰り待つ猫年の暮






   黒岩 清子
初雪が何か嬉しい山育ち
            
着ぶくれてダルマの様な面構へ



 
  黒岩 茂子
 
初雪や障子開きて鳥の跡
            
笑む友の顔に似てをりシクラメン

湯湯婆の待ちかまへたる布団中




 
  小林 尊子 

ストーブの南部鉄瓶ゆげ走る
          
廃線の朽ちし駅舎や虎落笛

病名のひとつやふたつ冬銀河



   佐々木終吉
ストーブに種火を残す夜更けかな
        
長崎の島の灯やクリスマス

夕暮の近づく浅間山榾を継ぐ




 
   佐藤かずえ
手を休め会話途切れず大掃除
          
返り花永年勤続おかげさま



  佐藤さゆり
 

 
 初雪の古里便り過去思ふ
            
シクラメン店先飾る飲み屋街




  武井 康弘
 
樟の香の熱海の社冬びより
           
初雪の日差しを踏みて通学す

マツチ売り少女ゐさうなクリスマス





 
   山﨑ちづ子
積読を一つ崩すや冬ごもり
           
踏む音のガリバー気分霜柱
  横沢 宇内 
     
   





 
一ヵ月の一年のなんという早さ 流されそうです 必死で繋いで来た里山句会も百八十四回を数えました 納め句会もなんとか過ごして笑いの中の忘年会はやはり俳句 しりとりゲームは季語とのみでした。柴山つぐ子


  ◎ あらかると ◎
● 一月の定例句会は一月八日(水)午後一時 別荘管理事務所
● 兼題四句 新年一般   席題一句
  句会終了後ささやかな新年会と佐藤栄子さんの同人祝いを行います
会費は千円です
  
      
● 総 会 十二月十一日 (水)午後四時、別荘管理事務所に於いて
    ・会計報告
    ・バーベキューについて
       もう少しコンパクトにという意見が出ました  
       来年については五月頃話し合いをします
    
・来年の吟行の希望
   東京 鎌倉 伊那 白川郷 伊豆 秩父夜祭り 花の寺巡り

       時期は未定
     ・令和二年の会費   年一万円
     ・令和二年の係  事務局 山崎ちづ子   会計 黒岩清子


   ◎ うめくさエトセトラ ◎ 

・単純であること
・季語の説明はしない
・心が素直に出ること
・詩情のあること
・何を感じたか、 何を見て取ったか
・沢山作って沢山捨てていきましょう (多作多捨)
・艱難汝を玉にす苦しまなかったら人は進まない 苦しみが私達を成長させる。
・目の前の一人一人を大切に
・青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方をいう
・愛情はケチってはいけない、元手は使うことによって取り戻せる
・一流を知らなければ一流になれない
・必要なのは知識ではなく思いやりである
・遊びをせんとや生まれけむ、老いたから遊ばなくなるのではない 遊ばなくなるから老いるのだ
・本気
  本気ですれば大抵のことができる
  本気ですれば何でもおもしろい
  本気でしていると誰かが助けてくれる
 
★今年も数える程となりました 来る年も遊び心満杯で参りましょう それには健康な心と体です 皆さまにとって幸せなすばらしいお年となりますよう
ご健吟を祈ります。(19・12・17 つ)

             



2019/12/18   更新

 


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