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2020年 第190回 北軽井沢句会 戻る




第190回北軽井沢句会  (2020年) 



令和二年六月十日(水)午後一時 管理事務所 
    
  兼題 短夜 夏燕 栗の花 席題 豌豆


Photo by Udai 2020/6/11



キャベツ畑





嬬恋村田園風景


歯触りのよろしき豌豆頂きぬ
          
短夜のほのぼのあくる気配かな

夜蛙の声をかぎりの歌合戦
  柴山つぐ子






   
短夜や女どちらの和の続く
           
花栗や木漏れ日揺るる小布施みち

殉教の十字架雨の蔦青し




  小林 好子 



   
高原の郭公の声透きとほる

空のみち風を平らに夏つばめ






  佐藤 栄子 
夏草やちびつこどもの鬼ごつこ
         
垂直に咲き登りけり立葵




 
  岡田 久男 
     
短夜のあけゆく速さ鳥の声
           
夏つばめ口いつぱいに虫くはへ




 
  岡村妃呂子
夏つばめ低空飛行の山の朝
           
山の風強く優しく夏に入る









  黒岩伊知朗
白南風や白き産着の蝶むすび
          
万緑に四十九日の経を読む






  黒岩 清子
   
 
出入り自由農家の留守の夏つばめ
        
梅雨前のそよ風うまし畑仕事





 
  小林 尊子 
短夜の父の形見や時止まる
           
花栗の匂ふかたはら子らの声






  佐々木終吉
ぼうたんの開きかけたる夜明けかな
       
鈴蘭の鳴るやもしれぬ密やかに

抽斗の絵筆並べる走り梅雨



 
   佐藤かずえ
   
 
 



 
豌豆や竿にからみて生き生きと
         
短夜や夢のつづきをさがしけり
 








  武井 康弘
 
こごまりて子らのつま先蟻ごかな
       
倒れ木のもとより芽吹く柳かな




 
  山﨑 伸次
白牡丹切るを迷ひて小半日
             
まるまると豌豆の粒見へてをり





 
   山﨑ちづ子
万緑や空へ空へと漲れり
             
豌豆の空に伸び行く蔓の先 


 
     
  横沢 宇内 
     
 



●七名の参加で和気藹々の句会となりました 中七の言葉をよく考えて 作句するよう師事がありました(山崎ちづ子)



●来月は七月ハ日(水)管理事務所午後一時
 兼題二句 月見草 鮎  夏炉 当季雑詠三句 席題一句


あらかると

 佐々木終吉さんからのステキなつぶやきが届きました。  
                 
コロナ禍のご時世 梅雨ももうすぐですね
大人になるとあつと言う間に一年が過ぎるのは何故でしょうか 年を取ることでトキメキが減り時間が早くすぎると感じるとか。
句を詠むことも、吟行に出かける事も観察力、感動力に繋がりますね
 それと笑顔になるということ、人は誉められると嬉しくて笑顔になるものです。 笑顔は万薬の長とか、感謝の気持ちも大事ですね。
長生きの秘訣の一つに、一日十回感動する事だそうです。


●参考にさせていただきます。
●梅雨の走りとなりましたが木々は喜んでいます。サルビアや百日草、朝顔、ダリヤ、トマトなどそして勿論、松明草です。幼い草々ですがみんな大きくなりたがっています。
私達もまけづに頑張りたいものにですね。
               (20.6.11.つ)





2020/5/12   更新

 


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