TOPぺージへ

2回 35回 39回 40回 41回 42回 43回 44回 45回 46回
47回 48回 49回 50回 51回 52回 53回 54回 55回 56回
57回 58回 59回 60回 61回 62回 63回 64回 65回 66回
67回 68回 69回 70回 71回 72回 73回 74回 75回  76回 
77回  78回  79回 80回 81回  82回  83回  84回  85回  86回 
87回  88回 89回  90回  91回  92回  93回 94回  95回  96回 
97回  98回  99回  100回   101回 102回  103回  番外編  104回  105回 
106回  107回  108回  109回  110回  111回  番外編  112回  113回  114回 
115回  116回  117回  118回  119回  120回  121回  122回  123回  124回 
125回 126回 127回 128回 129回 130回 131回 132回 134回 135回
136回 137回  138回 139回  140回   141回 142回  143回  144回  145回 
146回  147回  番外編  148回  149回  150回  151回  152回  153回  154回 
155回  156回   157回 158回  番外編  159回  160回 160回  161回   162回
163回  164回  165回   166回  167回 168回  169回  170回  171回  172回 
 173回 174回  175回  176回  177回  178回  179回  180回  番外編  181回 
 182回  183回  184回 185回  185回  186回
187回   188回 190回   191回
192回  193回  194回               

2020年 第194回 北軽井沢句会 戻る


 第194回北軽井沢句会  (2020年)

    
令和二年十一月十一日(水)午前九時半 管理事務所
     
  兼題 初冬 大根 神の留守 小春 当季雑詠二句 席題





『初雪』。



2020年11 月10 日・初雪でした。
あっという間に消えてなくなる儚い雪でした。





嬬恋村のポスターに登場したビュースポット。





ひこばえも冬紅葉して華やげる
         
花ふぜいてふ香を夫に小春かな

俳諧の歳時記生るる小春かな

霜日和隣りの屋根の白きこと  


  柴山つぐ子


 
初めての収穫の日や大根引く
          
小春日や鏡と話す散髪屋

初冬や運勢欄を篤と読む




  小林 好子 
倚りかかる軋む背凭れ神の留守
 
真つ当に生きて一日や実万両

過去を知り未来を語る返り花


  佐藤 栄子




 
この土の祖先想ひつ大根引く
          
農事暦せかせかめくる冬はじめ

草々の伸び静まれる神の留守





 
  岡田 久男 
浅間より強き西風神の留守
           
散歩道いつも見かけたおおねかな




 
  岡村妃呂子
元気てふ言葉の重み冬苺
            
牡蠣割りて瀬戸内の海こぼれたり






 
  北川 京子
父子してタイヤ交換冬はじめ
          
古の逸話の里や冬の夜           
  黒岩伊知朗
 



 

 
浅間嶺の土の匂ひの大根引く
          
初冬の社をねぐらの鴉かな               

  黒岩 清子
          

   
           
 
   
 
小春日に誘われて行く街の食
          
縁を願ふ氏神様へ神無月       


 
  小林 尊子 


 
      
     
自転車や一漕ぎごとに冬に入る
         
秋日濃し身を任せたる観覧車






  佐々木終吉
大空の大輪開く冬花火
             
大笑ひ少女に変化小春かな

冬うらら観音の顔真似てみる
  佐藤さゆり 


 
    
 
 
軒下に大根吊るす母の顔
            
小春日や猫に語らふ独り者          






  武井 康弘
 
初冬や溜息一つ露天風呂
            
縁側に猫長々と小春かな

朝日受け輝き消える屋根の霜        





 
  山﨑 伸次
小綺麗に掃き出す戸口神の留守
         
次々と色を落して山眠る

おでん鍋玉子無くなる早さかな   




 
  山﨑ちづ子
霜晴や浅間の煙真つ直に
           
凩やトランプ弾く合衆国


  横沢 宇内 
     




今月より句会が午前中に行われました。頭の中で考え過ぎず、あるがままに詠むのがよいとのご指導を頂きました。あらためて写生が大事との事でした。午後は勉強会になりました。来年の俳句カレンダーより俳句の基本を学びました。
(黒岩清子)
                                  

★十二月の句会  十二月九日 (水)午前九時半  管理事務所
 兼題  風花 湯たんぽ 古暦 着ぶくれ 当季雑詠二句  席題

忘年会・総会について 
句会終了後、森ガーデンにて行います。会費は二二〇〇円です。出欠は十二月五日までに幹事(黒岩清子)が確認の電話をします。        


あらかると


私の初学時代               山﨑ちづ子
俳句を始めてから二年間位は句会の度に0点がずっと続き、他の人の俳句に感動し、ただ自分自身は俳句が好きでしたので欠席することなく八年間続けられました。
一日一回数分で良いから俳句に携わる事、歳時記を良く見て詠む事を指導され実行してきました。今もって俳句は上達しませんがいつか頷いてもらえる様な俳句を作りたいと、歳時記を見ながら頑張りたいと思います。
銀漢俳句会「季語別俳句集」が創刊され手元に届く日を楽しみに。


うめくさ
友達の母上から「ねこ」なる物を頂きました。ちゃんちゃんことも違い言わばリュックサックの様な形で背中が綿入れになっているのです。背中は温かく、袖が無いので作業をするのにとても便利です。「ねこ」を着て今日も愛犬と俳句の種を拾いに行きます。(清子)


早いものですね。カレンダーもあと一枚です。今年はコロナ禍でとんでもないことになっていますが、いろいろに気をつけて過ごしています。まず、自分の健康一番ということでしょうか。ご自愛の上ご健吟下さいませ。                       
(2020/11/13 つ)

  


                       



2020/11/15   更新

 


TUGUKOAN KITAKARUIZAWAKUKAI    主宰・柴山つぐ子 戻る